(再) #4「タロジ」

  いてー。あれは何度見てもやっぱ超痛い。余りに痛さを実感できる描写に、思わず力が抜ける。生半可なCGより迫力あるよ。
  改めて見てみると、怨みを買った女役の人が下手っぴだったり、怨みの元となった原因、「両親が危篤」と言ってるように聞こえたけど、本当にそう言ってるなら、それってどうよとか、お話としての綻びのほうが目に付いてしまったけど、でも、どんなことで人は恨みを抱くか分からないし、それが人に向けられたときの怖さ。死をもってするほどの怨念の深さ。人間の怨みはやっぱ一番怖い。4話目にして作品タイトル的な話を持ってきたというか、ねっとり粘着するような恐怖は感じられる話だった。「嘔吐姫」の異名を与えられることになった、沙羅が初めて話に絡んできた回でもあるし。