(再) #6「クビダンゴ/ソノニ」

  とーちゃんのかーちゃん、怖〜。包丁で「あの掛軸の首のようにしてやるから」以上に、裁縫針入りご飯のほうが怖かった。混じり気なしの憎しみだったな。そこでまたシゲオ少年役の子がいいリアクションするんだよ。シゲオ少年が刀を持ち出し、首切りかと思ったら空振りで、とーちゃんのかーちゃん、舌打ち、の流れも淡々としている故にゾッとする怖さがあった。ラスト、とーちゃんが家を出て行き、「お前、捨てられたんだよ」とノジル。じゃあ今までは捨てられてなかったんかい。話としては分かりにくいエピソードだけど、原点を描きつつ、ちゃんと物語が大きく展開するきっかけになってたんだな。