#5「ゲスト:余貴美子」

  余さん、作り込んできたなあ。即興劇は30年ぶりくらいと言いながら、さすが。今回は相方、設定的にはいつも聞き耳立ててる向かいの部屋の住人さんがマジで言葉につまってるところとか可笑しかった。というか、ああいう沈黙が普通なんだよな。これまで、どのゲストもそういうシーンがないってほうが凄い。でも、今回はちょっとハプニング的展開もあった。押入れに隠れた余さん。あそこは自分も見つけないほうがいいんだろうなと思ったら、きたろう、押入れ開けちゃうし。しまったって感じになりながらも、芝居を続けて、余計傷口を広げてたし。動揺が伝染したのか、三人それぞれでぎこちなかったのが爆笑だった。ああいうところが即興劇の楽しいところ。いつもは絶妙のフリをしてくれるきたろうも、今回ばかりはフライングってことで。