#2「涎小豆」

  すげー緊張感。登場人物たちの異様さは初回以上。道場入門の儀式などの異様さもさることながら、前髪結わえた娘が、儀式のために用意されたねばねば小豆に対してやたら神経質になったり、てかなんでねばねばにこだわるん?という意味不明さも相まって、相変わらず粘着質な描写に知らず知らず息を飲んでる。まあすべては虎眼が中心にいるという感じだけど。初回では最も異様に見えた伊良子が、今回は一番まともそうに見える時があったりと、何とも掴めない展開ではあるけど、確かに狂気だけはひしひし伝わってくる。