(再) #22「シャトー・ラジョンシュ1944」

  命すら惜しまず、無心にワイン作りに人生を捧げるヴィクトールとリベロにプチ感動。子供時代のヴィクトールのカワイさにやられたというのもあるけど。彼らが作り出した1944年ものを親の敵のように見てたマルグリットが最後に態度をやわらげるというのにも泣けたね。彼女も決して合理一辺倒でシステムチックなワイン作りを推し進めていたわけでもない。今回はキートンなしでも充分満足できる話だったかな。まあいつもだって思考の転換程度に関わるだけだけど、それすら不要であったくらい。つうか、あ、キートンはあの1944年ものを味わえるのだろうなと推測できた時点で、ネタバレ要員に近かった。