#33「あきらめかけた再会」

  以前の反省もどこへやらで、またヒヤヒヤ勇み足のマリウスであったけど、ようやくコゼットに会えて、めでたしめでたしのひと段落。オトボケぶりもコゼットには好感を持って受け止められたようだし。どこかフワフワした感覚は、お似合いの二人ではあるのか。
  親父とは違い、落ちぶれてもコゼット憎しの方向に向かうでもなく、さらに足を踏み外すでもなくのエポニーヌの動向がめちゃ気になる。エポニーヌにも幸せになって欲しいと願う線をちらつかせているだけに、そうならない可能性大でショボンだなあ…。