#39「1832年6月5日」

  ここんところ、エポニーヌ、エポニーヌばっか言ってる気がするけど、ガヴローシュやマブーフ爺さんたちでさえ革命に加わって戦おうとしているのをよそに、ひとりだけ自分本位で動き回ってる、恋の前には革命なんて(パンも自由も)知ったこっちゃねえのエポニーヌがやっぱりいいんだよ。惨めになるのを承知で、あえてその道を選んだのだと。もうあっさり改心なんてしなくていいから。それにしても気付けば残り1クールか。早いものだ。