(再) #39「狩人の季節(後編)」

  最終回にして「マスター」の称号の由来を知る。話のほうも、最強の敵を相手にしての一騎打ちと思わせて、そうはならずに締めるところがこの作品らしくていい。物語終盤、特にOVA版になってからはネタ切れ気味な感もあったけど、シリーズを通して、煙に巻くような、力の抜けきったキートンの言動は存分に楽しませてもらった。いやキートンだけでなく、非常に個性的なゲストキャラが多かったのもこの作品の魅力。あと、ウソかホントか、なウンチクとか。石鹸水で戦車を転がす話や、キートンがホラ吹き爺さんと一緒に旅する回が特に楽しかった。百合子や、親父さんのキャラもなかなか良かったな。