#4「はい、ぱちぱちってして」

  主人公とヒロミのやり取りとかむず痒くてしようがないんだが、その変な居心地の悪さがいいな。物語をいい感じでかき回してくれる乃絵も、掴みどころのない言動に却って抱える陰の大きさを感じさせたかと思えば、兄貴への態度とか見てるとほんとに精神年齢が止まったまま成長したのかと思うようなときもあり、相変わらず不思議と惹き付けられる魅力がある。「真心の想像力」、そういう表現を思い付く想像力こそあっぱれ。兄貴も妹に負けず変な性格っぽくていい。