#66

  プヨと漢によるチョルボン包囲網が、たった一点の突破で無に帰したも同然になってしまう不思議。それじゃ国境封鎖の意味がないだろうというか、時間の経過や領土の広さが曖昧な妙と納得するしかないんだけど、プヨ側も余裕があるわけじゃないし、そんなものかね。チュモンに降りかかる危機がいまいち緊迫感に欠けるのはこういうところだよな。
  クムワを闇討ちするチュモンの図はクムワの夢オチだった、に笑った。前回の予告に見事に騙されたね。でも、あそこまで黒いチュモンは今はなかなか見れないし、結構楽しめたかも。にしても、クムワ周りはすっかり寓意的になってしまったよな。プヨ国滅亡の預言とチュモンの影に気の休まらないクムワってところ。同じく神経逆立ちなテソに八つ当たりされるマウリョンも散々。確かにマウリョンは死んだとは一度も言ってないよね。宮殿からのヨミウル追放に加担したのだから巡り巡ってきた因果、自業自得とはいえ、巫女なんて好き好んでなるもんじゃないと思ったマウリョンかも知れない。