朱蒙

#81

終わった。終わってしまえばあっという間だな。劇中でソソノも言ってたように、一番楽しかったのはへたれ皇子だったチュモンがソソノと出会い、ヘモスと出会って劇的にたくましくなっていく辺りだったかな。大義を口にし出してからのチュモンは少々面白みに…

#80

大詰めを迎えて何かと慌しい。ピリュの心情激白は良かったなー。かつてのプヨと似たような状況を持ち込むことでコグリョ内でもようやく血の通ったドラマを見ることができたというか、ソソノの葛藤はプヨ太后につながる部分があって、どちらかと言えば脇に追…

#79

テソの憤怒を二度も見ることができて、それだけで満腹。ユリの真相を知った二度目は、一度目よりもっと顔を真っ赤にして悔しがって欲しかったところだけど。コグリョ内紛。後継ぎの問題が絡めばどこだって同じとはいえ、結局チュモンでもこのザマかというか…

#78

あ、そうか、実子のユリが加わることで、ソソノはプヨ太后の心情とユファの心情、どちらも取り込むことになるわけか。ピリュやユリの関係はかつてのテソやチュモンの構図を思わせつつ、立場は逆転しているような、この辺の演出は心憎いねえ。これでチュモン…

#77

ユリ、チュモンに息子だと名乗り出る。前回ラストの止め絵はユリとチュモンの背合わせの構図でなかなか粋だったのに、今回はチュモンの泣き崩れた顔で静止画には笑った。ひでー、英雄も形無しだ。まあチュモンにしてみれば、死んだと覚悟していた息子に会え…

#76

ソヤの不遇っぷり、極まれり。チュモンと目が合ったときに何故逃げ出さなきゃいかんのか。いやそこは私ですとアピってもいいだろと。ユリとピリュの武術対決も楽しかった。プヨの地で、しかもテソの国王即位式での余興だもんな。プヨにとって、なんという皮…

#75

「何故こうも何もかもうまくいかんのだ」。それはヨンポ、あなただからです。しこしこ貯めた金を前回の一件で実はほぼ使い尽くしていたってどんだけダメダメなんだ、というへたれ具合が最高。クムワがようやっと国王の座をテソに譲位。いつくたばってもおか…

#74

いきなし15年後ー。チュモンが青年から壮年に到る、活劇的には肝心の見どころ期間をすっ飛ばして何をおっ始める気だと冷や冷やしたけど、要はチュモンの子どもたち(ピリュやオンジョは実子ではないが)の対峙を描きたかったと。ソヤ的には苦悩と苦労の15年…

#73

あなたの心の中に今も私はいますか。チュモン、ソソノ、イェソヤ、三人それぞれの心模様。うわー、なんたる悲恋の連環。かつて相思相愛の仲までいったチュモンとソソノがこうして再びくっつくのはこちらとしても胸のつかえが取れるような気持ちで嬉しいけど…

#72

だから神器探しはいらないっての。つか、探してねえし。向こうから勝手にやって来てるし。相変わらずプヨ王宮内のドラマのほうが熱い。クムワとテソの決して交わらない親子関係は悲しいけど見応えあるし、テサジャも一度はテソに付いたと思ったのに、結局最…

#71

物語の山場にエキストラも頑張りどころ。がっつり対決の前フリのわりに相変わらず人手不足で小競り合い程度にしか見えない合戦シーンだったけど、エキストラたちの必死の激走には笑ってしまって和んだ。エキストラに関してはいつも気のない演技をそのまま垂…

#70

いやあヨンポはやっぱ最高。最高に楽しませてくれる。イェソヤを人質にしてチュモンを揺さぶったのも、騙したのならほんとに卑劣極まりない奴ってなるんだが、ヨンポ自身は騙す気はなかったのに結果的に騙した格好になったってヘタレ扱いが素晴らしすぎる。…

#69

チョルボンの兵力は今や漢(ヒョント郡)の一万と肩を並べる程か。いつの間にやら膨らんだなあ。その中の精鋭であり主力でもあるタムル軍はせいぜい千、多く見積もっても三割に届くとは思えないから寄せ集めには変わりないんだろうけど。「我らの最大の武器…

 #68

ユファの亡骸を前にしての、クムワとチュモンの対峙は二人の完全な決別ということかな。ユファがいたからこそ父子という関係でいられたのだし。家族を全員殺され、もう恐れるものなどないと憤りながら、結局はおとなしく引き下がる辺りはいかにもチュモンか…

 #67

ユファぁぁぁ(絶叫)。その名の通り、物語を彩っていたひとつの花がここに散る。クムワとの決別の意思は既に固めていたユファだから自ら死を望むようにクムワを挑発した、ユファへの思いにためらいを見せながらもその思いのでかさ故についには手をかけたク…

 #66

プヨと漢によるチョルボン包囲網が、たった一点の突破で無に帰したも同然になってしまう不思議。それじゃ国境封鎖の意味がないだろうというか、時間の経過や領土の広さが曖昧な妙と納得するしかないんだけど、プヨ側も余裕があるわけじゃないし、そんなもの…

 #65

テソ兄上の驕りが敗因。驕りって言えば、テソは昔からそんなところはあったし、むしろそれがテソの活力とも言えたし、今回のはあまりにテソを間抜けにしすぎたかなあ。漢の協力を得るために、チュモンが死んでいないと知りつつ、騙されたフリをするくらいの…

 #64

心がダメなら、体だけでもそばに置き続けるって、クムワ、あんたって人は。可哀想な人…というユファの嘆きが聞こえてくるようだったが、ユファはユファでクムワとの決別の意思は変わらずだし、どこまでも報われないクムワにほんと泣けてくる。ユファに対し…

 #63

チュモンが死んだと早合点して、ぬか喜びは何度目だよ、テソ周辺。襲われたと知って、死を偽装するのもひとつの手だろう。何の確証もない情報を信じるテソがアホに見えた。チュモンも何の根拠があってテソがそう信じる確信があったんだか。邪気が覆っている…

 #62

モパルモ親方は相変わらず頑張ってるね。タムル軍がゲリラ部隊だってことくらい親方だって知ってるんだから、それに適した防具ができてからチュモンに報告しに行こうよってところだけど、あまりの嬉しさに思わず気がはやった親方の図が想像できて可笑しい。…

 #61

あちゃー、ユファたち、逃げ切れず。子供だけ荷台に隠すから、子供だけは無事脱出できるのかとも思ったけど…。ナローが剣で荷物をぐさぐさ刺す場面は、運悪く…なんてことはないだろうと思いつつ、結構ドキドキした。クムワもさすがに激怒するかと思いきや、…

 #60

戦場のチュモンはやっぱ映えるなあ。久々に胸のすく活躍にしびれた。なんかよく分からんが、新しい足技のアクションも追加されてたし。チュモンのアクションシーンはなるべく多めでお願いします。ソソノの危機を救って、ケルと手を結ぶ展開も分かりやすいけ…

 #59

チュモンのことになると母の顔に戻るユファがいいね。まあユファはひとえにヘモスの意思を継ぐであろうチュモンを生かすために生きてきたと言えるのだけど。そのユファもクムワとの決別を決意。これでクムワはチュモンとは完全に敵対関係になるのか。ヘモス…

 #58

タムル弓って言ってる時点でもうねえ…。始祖山の巫女の話を聞く限り、クムワひとりが悪いわけでもなさそうなのに、クムワにばかり降りかかる災厄はヘモス絡みで天命に逆らった罰としか言いようがないか。自分の国を守ることに汲々として何がいけないんだっ…

 #57

三種の神器集めとは、また王道なRPG展開だな。クムワだけなら、ヨミウルの呪いというか、ヨミウルの亡霊に囚われていると見ることもできたのだけど、チュモンまでというのは…。まあ、史実においても神に認められた英雄という大義が建国時は必要だったの…

 #56

三年経過。誰もがそれなりに時を感じさせる風貌に変わった中で、サヨンの変わりように一番ビックリ。男女じゃなくなった見た目に却って違和感を覚えて笑った。所帯を持ったと言わんばかりの変わりようだったな。それにしても、似合ってねえ。チュモンも野生…

 #55

おー、久々に盛り上がった回だったな。ヨミウルの死に、チュモンとクムワの決別と、涙腺が緩みっぱなしだった。そういえばヨミウルは初めはテサジャと組んでたわけだし、そこから自らの過ちを悔いて、チュモンと行動をともにするようになる経緯は、クムワに…

 #54

結局、クムワはクムワだったと。クムワは変わったんじゃなくて(テサジャの意見に押し切られる辺りは確かに衰えを感じさせたけど)、ヘモスのときから変わってないんだよな。ヘモスへの仕打ちをどんなに悔いようと、結局その息子のチュモンにも同じことを繰…

 #53

クムワ復権。こうして見ると、テソは三日天下に等しかったというか、まだまだ脇が甘かったってことだな。クムワと王妃やその周辺、テソとの冷めた関係を見るに、プヨは悲しい血のつながりの国と見ることもできる。この辺は最近のチュモンの動向より面白い。…

 #52

テソの扱いがひどすぎる。テソは確かに血の気は多いし、最近はチュモン相手にもいいとこなしだったけど、まだそんなに焦る段階ではないと思うし、テソの才覚を持ってすればいくらでも挽回可能なはず。以前のテソなら自然現象ごときで狼狽するようなタマじゃ…