#11「卒業」

 魔法士見習いの研修て、夏期講習ていうか、夏合宿みたいなものか。確かに個々に成長はあったけど、全員合格って辺りにそんな雰囲気を感じた。たとえ豪太があのまま魔法を上手く使えないままだったとしても、先輩魔法士の下でさらに精進するという条件付きで魔法士として送り出したんだろうな。まあ魔法士になってすぐに独立できるわけでもないのだろうし。最後にちょいデレたけど、厳格な声音と態度の川田魔法士には最後まで萌えた。あとで振り返るときに思い出すのは川田教官みたいな人なのだ。提供画面でのコメントも「そうみ」なんて子いたっけ?と一瞬戸惑ったが、沢海さんと気付いて笑った。なんかイメージどおりで爆笑。年寄り臭いってわけじゃないけど、さすが子供の頃から渋い。