#1「サクラサク」

 それでも人間が嫌いと言う頑なさにちょっと惹かれた。町に越して来た女の子や主人公ヒメの言葉尻からも、人間と妖怪の隔たりが大きい世界のようで桜真町は妖怪たちの駆け込み寺というか避難所みたいなもんかという感じだけど、それなら妖怪たちのほうが圧倒的に多いだろうに五分五分というところに何か救いがあるんだろうか。ヒメが町長(最初「チョウチョ」なコードネームで呼べと言ってるのかと思った)ってことからして妖怪たちの自治区のようにも思えるし、その辺の人間と妖怪の関係がどう描かれるのかに興味あり。