#3「手と手、肩と肩、背中と背中、それから。服の上からだっていいんだ」

 理奈が素直に友達想いなのか、あるいはやはり何か下心があるのか分からなくなってきた。冬弥と由綺の関係も、その思いの深さでは由綺のほうが強いのか?とも思えてきたし。由綺とのことにせよ、理奈とのことにせよ、過剰に意識しすぎる冬弥目線に惑わされているのかも知れないけど、なんかそのもやもや感が楽しい。