＃5「疾走！機械鎧」

　テーマ的に「人魚の森」と対で見ると面白いこの作品も今回は暗い話はお休みで、軽めのアクションメイン回。にしても、将軍が一般人と一緒の列車に乗るな、ってツッコミはなし？　要人専用というのはリスクを減らすためでもあり、一般の人間を巻き込まないためにも必要なんだなあとか思ったり。マスタング中佐本人は別格として、その配下の人間も出来る奴という感じだったけど、あの列車にエドとアルが乗ってなかったら、結構苦戦したような気も。
　（肉体的に）強くなりたいためではない、失ったものを取り戻すために前に進んでいる。なるほど、そこが今までの同系統の物語とは違うと強調したいわけか。そんなに目新しさはないけど、少しずつ作品世界を理解できる。相変わらず、丁寧だ。各話ヒロインの出し方がもうちょっとわざとらしすぎなければ、尚いいかも。