鋼の錬金術師

 #17「家族の待つ家」

こっちも息抜き回と言っていいのか。ウィンリーはもちろん、アームストロング少佐、そしてエドと色っぽさ満載だった。みんな健康的な?エロさっすね。その中、いつも萌え担当のアルに暗い影が落としていたのは寂しい。大事なところを見せていたアルが今回実…

 #16「失われたもの」

ああ、一兵士からの視点というのはいいね。失われたものは元に戻らないものとして受け入れる姿勢や何かを失った代わりに得たものもあるはずだとか、エドたちの信念や夢と対比になっているし、国家錬金術師としての苦悩より判りやすい。この作品って、ドンと…

 #15「イシュヴァール虐殺」

国家錬金術師の裏の顔、というか、真実の顔、暴露回。でも、人間の狂気さという点ではニーナの件ほどのものは感じなかった。虐殺と言っても、それを直に表現するわけにもいかなかったからだろうけど。エドが妙に落ち着き払っているのも気になった。熱くなる…

 #14「破壊の右手」

人間の愚かさ、かあ。まあ、無理に無理して描くこともないと思うけど。そんなに描きたいなら、戦争ものでも流してたほうがいいんじゃない。ああ、ガンダム種じゃなくて、ドキュメント映画とか何やら。 終わったと思った以前の話を蒸し返すのが好きな物語だと…

 #13「焔 vs 鋼」

子犬は最後、撃ち殺されたのかと思ってドキドキしたよ。マスタングが今回はやけにくだけてたから、話を引き締めるためにやりかねないと思ったし。何事もなくてほっとした。マスタングの部下たちは信用しても大丈夫のようだ。

 #12「砂礫の大地・後編」

偽エドは特に聞き分けのない人間ではなかったというオチ。 何だかとんとん拍子に危機を乗り越えるラストに興ざめした。錬金術は万能ではないというこれまでの積み重ねを殺してたように見えた。

 #11「砂礫の大地・前編」

偽エルリック兄弟、登場。偽エドワードは弟が不治の病か何かでそのために賢者の石を欲しているのかと思ったら、人間に有毒なことも省みず研究に没頭してるってことか。何かに取りつかれて、周りが見えなくなっている人間を描くのがまた好きだな。その人間に…

 #10「怪盗サイレーン」

性格的に白黒にこだわるエドだけど、ニーナの一件以来、態度を明確にできなくなる時があるエドの気持ちを反映したような話。洞察力の良さと青さが混ざったエドの苦悩がこれからも描かれる感じ。アルは素直すぎて天然すぎてギャグキャラ化してたりするけど、…

 #9「軍の狗の銀時計」

前回までの重苦しい空気を取っ払おう、の回。軍の狗としての国家錬金術師の一面をもっと突っ込んで描くのかと思ったんだけど、極めて軽いノリで一件落着。何だか歯応えのない話だなと思うくらい、これまでのエピソードで変な耐性が付いてしまったけど、これ…

 #8「賢者の石」

ああ、巧いね。タッカーとは別の狂人を用意して、人が人を殺すことの是非を語らせたり、国家錬金術師の真実をほのめかしたり、エドがまだ青いこと、殺される恐怖を味わせて自分が何の力もないガキであると、ニーナを救おうとしたことは思い上がりに過ぎなか…

 #7「合成獣が哭く夜」

これまでで最凶にあざとかったなあ。これまで何度も語られた、エドとアルがお母さんを生き返らせるために人体錬成を行った事と絡ませて、人間が持つ暗闇を描きたかったと思うんだけど、タッカーの場合、根本が腐ってるだけみたいだし。錬金術が人を狂わせた…

 #6「国家錬金術師資格試験」

出産に立ち会うエドとアル。人体錬成をした過去を持っているエドたちにとって、人が産まれること、命を作り出すことはそんなにたやすいことではないと改めて思い知る。国家錬金術師になるために必死に勉強していても出産には何の役にも立たないことを知った…

 #5「疾走!機械鎧」

テーマ的に「人魚の森」と対で見ると面白いこの作品も今回は暗い話はお休みで、軽めのアクションメイン回。にしても、将軍が一般人と一緒の列車に乗るな、ってツッコミはなし? 要人専用というのはリスクを減らすためでもあり、一般の人間を巻き込まないため…

 #4「愛の錬成」

死んだ者を蘇らせようとする、神の領域に踏み込む禁忌が根底にある点で充分フランケンシュタインな作品なんだけど、今回はさらにフランケンだった。ケネス・ブラナー版の「フランケンシュタイン」は確か恋人が醜い姿で蘇っても博士は平気だったけど、恋人の…

 #3「おかあさん……」

そうか、腕のほうは弟のために失ったのか。兄は弟の魂を鎧に定着させることしかできず、弟は兄の片腕を犠牲にしてしまったことでお互いに負い目を感じる。そうして、美しき兄弟愛につなげる。巧いなあ。意外に手堅い。等価交換の原則のこととか、物語世界を…

 #2「禁忌の身体」

主人公兄弟の強さの元になっている過去にあったことや、背負っているものはこれから詳しく語られるようだから置いとくとして、人々を騙して操っていた奴をぶっ倒してそれでめでたしじゃないところはいいかな。ロゼの頑なさとか。原作が元々持っている世界観…

 #1「太陽に挑む者」

冒頭と、CM明け以後のギャップが凄い。