#11「砂礫の大地・前編」

 偽エルリック兄弟、登場。偽エドワードは弟が不治の病か何かでそのために賢者の石を欲しているのかと思ったら、人間に有毒なことも省みず研究に没頭してるってことか。何かに取りつかれて、周りが見えなくなっている人間を描くのがまた好きだな。その人間に対して憤りを感じさせる作りなとこもまた。おそらくエド(本物)がそう感じるように、ニーナの一件が一瞬頭をよぎるのは、序盤に衝撃的なエピソードを持ってきたあざとさが活きているということか。
 てか、これは弟萌えの物語すか。本物アルと偽アルが一緒にいるシーンなんて、もう…。偽アルの弱々しさと優しげなところが、もう…。本物アルは見た目抱きしめにくいところがあるからね。偽アルで補完。