#39「盗らないで!私のお母さん」

 冒頭、コレットのドレスを奪わなかった理由をヘルマンに語るローズマリーには、策士は死なずを感じた(てか、ドレスの件はローズマリーの力の及ぶものではなかったというオチだったけど。なんかナージャ自身の手でドレスはもう証拠にならないものにしてしまったようなオチ)。ところが、ナージャの前に出ると途端にひとつ余計な行動に出るというか、精彩を欠くローズマリー。どんなに強気に出ようと、ナージャのオーラに知らず知らず気圧されているのか。意識しすぎなんだよね。
 今回、偽ナージャローズマリー)と涙の再会ごっこをやってしまったコレット。本物ナージャともう一度同じことをする体力が残っているか心配だけど、コレットのことだから、あらまあ娘が二人になってしまったわとか言いそう。
 そして、ダンデライオン一座は警察に追われる立場となり逃亡。迷惑かけてもいいんだよと言われ、きっちりその好意に甘えるナージャもやはり策士かも知れない。