まさか「ポポロクロイス〜はじまりの冒険〜」よりこっちのほうが面白いと感じるとは。物語としては「零〜紅い蝶〜」は弱いと思うのだけど、ゲームシステムの上で作品世界に引き込まれる感覚は断然「零」のほうが上だもんね。
 プレイを始めたばかりの頃は繭の悲鳴を聴きたくて、わざと繭にぶつかっていたものだけど、今は普通にプレイしてて繭にしょっちゅうぶつかることが多くなった。狭い場所とか、はっきり言って邪魔なんだよね。あくまで操作してるのは自分なんだけど、繭の小さな悲鳴を何度も聴いていると、こいつらほんとに仲の良い姉妹なのか?とか思ってしまう。足の悪い繭は後を付いて来るのがいつも遅れ気味で、いじわるするようにとっとと先に行ったりして。そしたら、一度だけイベント以外で「待って」と言われたことがあったな。待てと言われれば、そりゃ待ちますとも。でも、どんなに間を離そうと、次の部屋に移動するために扉を開ける時にはもう傍らにいるんだよね。おお、瞬間移動してるよ、って。