#23「ズッコケ バック・トゥ・ザ・フューチャー」

 思い出探しとか渾名の由来探しとか。モーちゃんはそう来るとは思わなくて、見てるこちらも見事にズッコケさせられた。自分もてっきりウシかと。見た目そのままと分かってがっかりするハカセも可笑しかった。
 そして、ハチベエ。幼い頃の写真に写っていた女の子が誰なのか思い出せない。誰なのか調べるうち、思い出したくなくて記憶の底に沈めていた過去であることが明らかになる。ハチベエが悪いことをしたわけじゃないけど、やっぱり気持ちとして謝りたくて、その女の子に会いに行く。そこで明かされる真実、と。よくある思い出の人探し話を上手く仕上げていた。ハチベエの性格がよく反映されていたし、渾名のオチとか、ほんのり泣かせるオチで、自分は好きだな。
 まあ自分の場合、この作品を見ること自体が思い出探しのようなものなんで。涙腺は緩みやすい。そういえば、よく思い出せば、6年間クラスがずっと一緒だった子とかっていたんだよね。物語であればフラグが立ったりするところだけど、現実はそんなこともなく…。