セガ

 週末にちびちびとプレイ。ミニゲームを次々クリアしていくとか、ひとつのミニゲームの中で少しずつ難易度が上がってゆくとか、かつての「タントアール」っぽい。
 ペンタッチで画面をこする、画面の上で連射などNDS特有の遊び方を堪能できる作りになっているのが新鮮で面白い。方向キーやボタンを使わなくても遊べる、いかにもニンテンドーらしい遊びの工夫に、セガがそれに応えている(機能を活かすソフトを出している)なんてのも思えば何ていうか…。でも、画面(正確にはマイク)に向かって息を吹きかけるとか、自分はまだプレイしていないけど、場合によっては叫ぶこともあるらしいけど、それって今までにない操作方法でもないよね。
 で、きみしねの魅力はそんなとこにはない。例の「ラヴィ」もそうだけど、サウンドや、NDSの二画面を上手く使った四コマ風のカット、それからシルエット姿の「彼女」とかちょっとした演出が粋で、そこに中毒性がある。自分が気に入っているのは、ブレイクタイム。序盤なんか特にひと休みすることもないと思うんだけど、間が良くて、ほんとにひと息付ける気になってしまう。
 ゲームの内容も、とにかくおバカ。プレイしながらくだらなくて何度爆笑したことか。失敗しても、ちくしょーって悔しさより、しょーがねえなと笑いながら再チャレンジしてる感じ。バカバカしくて楽しい。