#15「最後の密命」

  おお、まさか、デュランとは。ほぼ勝ち目のない詩人を相手にしても怯まず闘いを挑むデュランにはシビれたし、緊迫度も充分。ていうか、凄い状態になってたな、左腕。前回、ロビンの腕を切り落とそうとしたときといい、非情になれる男デュランに酔いしれた。そんなデュランとは今のところ対照的になってしまっているデオン。いいように話に使われている気がしないでもないけど、今回は久々に笑顔を見せたり、すぐに不安げな表情を見せたり、歯を食いしぱったりと、すっかり顔で語るキャラと化し、見せてくれていた。アンナも気持ちをパッと表情にすぐ出す子だから、そういう対比も面白いね。大きく動くと、やっぱ見応えある。