#49「永遠の夫婦」

  終わり。久々に大河らしい作品という見方があるようだけど、自分の場合、大河らしくないこぢんまりとした話の作りが面白くて最後まで見れたというのがあるな。一豊も千代も特に華があるわけでも強く惹かれる人間的な魅力があるわけでもない。それを言うなら、秀吉や家康の老獪さのほうが充分強いものがあったけど、そんな平凡な一豊と千代が乱世を生き抜いてゆく姿に共感を感じられたというところ。夫婦漫才は確かに楽しめたし。キャラとしては吉兵衛、演技力としては柄本秀吉が一番印象に残って好きだった。