#32「あの日の面影」

  パリに来てからのエポニーヌはずっと健気だったも、マリウスの意中の人がコゼットだと知るや、かつての気性が顔を現す。エポニーヌにこそ、あの日の面影を見たって感じだったけど、なんかコゼットへの憎しみがエポニーヌの生きる原動力になるならそれでもいいと思えてきたよ。マリウスに全く見向きもされないエポニーヌが気の毒すぎて。