#11「第十三軍団の栄光」

  いやあ、プッロを救うヴォレヌスには分かってても感動した。十三軍団のことをけなされてブチ切れるプッロ、なりふり構わずプッロを救うヴォレヌス、この絆の深さに泣けていいよ。ローマに戻ってきてから職なしになった元兵士たちの処遇とか、十三軍団への民衆の反感とか、この辺はベトナム湾岸戦争とか直近の問題に重ねている部分もあるのかもしれないけど、カエサルにいいように振り回される者たちの描き方が巧いな。