ROME

 #22「第一の市民」

終わり。まさかプッロとカエサリオンで締めるとは思わなかったよ。ヴォレヌスがカエサリオンに父のことを聞かせてくれと言われて語る様子に、ああ、ヴォレヌスはカエサルのことをこういう風に見てたのかと思って、あいや、父親違いかと気付いて笑った。カエ…

 #21「宣戦布告」

アントニウスに文字通り門前払いにされ、ヴォレヌスにやつ当たりするアティアはいじらしくてカワイイと思った。ああ、どんなに悪女であろうと、こういう姿を見せられると惚れてしまうんだよな。アントニウスもこのアティアを見たなら気を変えたやもしれぬ。…

 #20「貞淑と裏切り」

ヴォレヌスはもうどうにも歯車が噛み合わなくなってるね。何かとプッロに襲い掛かる悲劇も、やはりヴォレヌスの身近にいるせいで巻き添えを食っている、という見方になるんだろうか。まさかエイレネまで命を落とすとは思わなかったけど。あの売春元締めの女…

 #19「セルウィリアの呪い」

 #18「フィリッピの戦い」

キケロ、ブルートゥス退場。キケロを殺しに行く際のプッロの力の抜け具合に笑った。ピクニックついで、って。汚れ役だからあえて陽気に、とも取れるけど、プッロはそういうことに対する罪悪感がないというか、歴史の大きな流れに対して自分はコマにしかすぎ…

 #17「偽りの和解」

この脚本家はヴォレヌスに手厳しいね。子供たちにもはや親としても見られていない、見せかけの家族。ヴォレヌスはそんなに悪いことしたか?とも思ってしまって、ヴォレヌスが気の毒になる。信念を貫いているようで、自分がない、中身がないということを暗に…

 #16「執念」

うーん、話がやや緩慢になってきているような。失って分かる、カエサルの偉大さなりや。期待したオクタヴィアヌスも今は雌伏の時でもあるのか、青年となったその姿はいまいちインパクト弱し。てか、オクヴィウスの時の吹き替えが良かったんだよなと今さらな…

 #15「キケロの提案書」

 #14「表と裏」

クソババア。オクタヴィウス改めオクタヴィアヌス、言い切ったよ。アントニウスと袂を分かったというより、母アティアとの決別か。アントニウス相手に堂々喧嘩を売るというのもハラハラものだったけど、自分の力不足は認めつつ、譲れないところは一歩も引か…

 #13「遺言」

好色大魔王。どんな翻訳だよ。

 #12「カエサル暗殺」

また展開が早いんだけど、カエサル退場。なんていうか、カエサルひとりを殺すのに、大勢でよってたかって刺しまくってる弱腰元老院議員たちの姿に、共和政の真の崩壊を見たブルートゥスという感じかな。常日頃、議場でやっていることと変わらずってか。ニオ…

 #11「第十三軍団の栄光」

いやあ、プッロを救うヴォレヌスには分かってても感動した。十三軍団のことをけなされてブチ切れるプッロ、なりふり構わずプッロを救うヴォレヌス、この絆の深さに泣けていいよ。ローマに戻ってきてから職なしになった元兵士たちの処遇とか、十三軍団への民…

 #10「凱旋式」

ヴォレヌスはカエサルの誘いで政治の道へ。己の信念を曲げてまでカエサルに従ったのは、平時における自分の無力さを思い知さられた自覚からで賢明な判断ではあるんだけどね、彼の堅物さを思うとプッロと同じく寂しく感じる。プッロのほうもオチは読めていた…

 #9「凌辱」

アティアの奸計に対する、セルウィリアの逆襲みたいな序盤でありました。オクタヴィアと交わったのは寂しさからという本心の部分もあるのだろうけど、オクタヴィアに対してはカエサルへの復讐の念を素直にぶつけることで、従順なアクタヴィアをたきつけるセ…

 #8「クレオパトラ」

絶世の美女クレオパトラに幻滅。何だよその、ヤク中で更生施設に入れられたミラ・ジョヴォヴィッチ(顔は別に似とらんけど、なんかそんな感じ)みたいな、やさぐれ少女なキャラは。つうか、はっちゃけとる姫やなあ。向こうの人から見ると、クレオパトラって…

 #7「ポンペイウスの最期」

ギリシアに赴いているのにそれを感じさせないスタジオ撮影多用の妙。圧倒的多数のポンペイウス軍を破ったという合戦も少しは期待したんだけど、さくと終了。そういうところには力を入れないみたいだな。ポンペイウスも軍人としては決して無能ではなかったと…

 #6「アントニウスの決断」

いやあ、アティアとオクタヴィウスの会話はもうコントだね。楽しい。そこにプッロが加わった「あっち」の家庭教師に関する話は爆笑ものだった。オクタヴィアも「それをクリアしたら、あとは人殺しだけね」とか煽ってるし。母親が母親だけに、子供たちは皮肉…

 #5「アティアの奸計」

あちゃー、ヴォレヌスの義弟を何の躊躇もなく殺しちまった。さすが紀元前。ローマは浮気とかそういう文化にもっと大らかだと思っていたんだけど、夫への裏切りはやはり大罪ということなのか。でも、カエサルがセルウィリアと縁を切ったのは、罪の意識ではな…

 #4「休戦の使者」

セルウィリアがいいねえ。自らの老いに内心不安になりながら、ローマに帰ってきたカエサルに目で合図された後の嬉しそうなこと。8年待ち続けた甲斐があった、至福のとき、といった感じだったな。カエサルも発作を起こしながらもちゃんと会いに行くというの…

 #3「ローマ入城前夜」

ガリアで長期に渡って戦いに揉まれた猛者たちと、ローマにいて平和ボケした新兵たちとでは、力の差は歴然としている、というところで。少ない人数だから迅速に行動できる利点があるとはいえ、それでローマに乗り込んでしまうというのは、やはり相当心臓のあ…

 #2「ルビコン渡河」

なるほど、百人隊長ヴォレヌスや、その部下プッロら末端から史実を追うという視点も取り入れているみたいだね。堅気なヴォレヌスと、野性味あふれるプッロのコンビは確かに面白い。カエサルがルビコン川を越えてポンペイウスとの武力衝突を決意するに到った…

 #1「失われた鷲」

そういや、これも紀元前の話なんだな。朱蒙に続き、紀元前ものがマイブームってか。ポンペイウスはともかく、カエサルが歳食いすぎなイメージなんだけど、実際、この話の時期は、壮年と言っていい頃なのか。カエサルの姪というアティアが強烈。カエサルはガ…