#18「フィリッピの戦い」

  キケロ、ブルートゥス退場。キケロを殺しに行く際のプッロの力の抜け具合に笑った。ピクニックついで、って。汚れ役だからあえて陽気に、とも取れるけど、プッロはそういうことに対する罪悪感がないというか、歴史の大きな流れに対して自分はコマにしかすぎないという無意識の自覚みたいなものがあるから、揺らぎがないとも取れるんだよな。その点が、運命に翻弄されつつ、その自覚がないヴォレヌスとの違いかもしれない。