#13「ひとりぼっちの美術部」

  こっちはもう終わりなんだな…。最後は、空のささやかながらも大きな勇気と成長ぶりに、ちとウルウル。空が部員たちの集合絵を描いているときに、ほんとにその場にいなくてもそれぞれのキャラを思い描ける素晴らしさ。それだけ変てこでアクの濃い奴らだったってことだけど、この最終回ではその濃さゆえに温もりと寂しさを感じてしまうところがクセモノだった。空としても、あの部の雰囲気は自然体でいられる心地よさがあるのだろうな。だって空以上に変人揃いだし。自分は栗原先輩に癒されましたよ。そういや気付かなかったけど、空が絵に「珍しく色を付けた」というところにも、空の部員たちへの思いが詰まっているようで、空じゃないけど、ほんわか和んだ。これっきりというのは寂しい。いずれ続編を、是非、是非、是非。