スケッチブック 〜full color's〜

 #13「ひとりぼっちの美術部」

こっちはもう終わりなんだな…。最後は、空のささやかながらも大きな勇気と成長ぶりに、ちとウルウル。空が部員たちの集合絵を描いているときに、ほんとにその場にいなくてもそれぞれのキャラを思い描ける素晴らしさ。それだけ変てこでアクの濃い奴らだった…

 #12「スケッチブックの日」

自分の中では腹黒キャラな葉月が今回はめちゃくちゃかわいくてやられた。あー、男としてはこういう素の姿を見せられると弱いよな。てか、至極まともなリアクションというか、ありがちなだけに本人がそういうつもりじゃなくても、計算ずくの行動に見えてしま…

 #11「風邪の日と、ねこねこpart3」

空を見舞う部員たちがいいなあ。こういう時こそ部員たちの変てこさがあったかさを増す。言葉なんぞより部員たちの存在が、風邪を引いたときのたまご酒みたいなものだな。ねこモードは、空の出すものに戦々恐々としながら、出されたら食べなきゃという強迫観…

 #10「出会いの先」

えー、イヌを見て、何を考えてるか分からないと思ったことないぞ。目が多くを訴えかけてくるじゃないか、あの目が。って、ぬぼ眼じゃ、やむなし…。イヌ嫌いな根岸くんと、犬男?の触れ合いによって、根岸くんにもグッと親しみが沸いた今回の話。変わり者揃…

 #9「ナニかの為に」

試験勉強は結果にあらず、過程にその奥義あり。勉強そっちのけで、要らぬことに夢中になってしまうという、あるあるネタで笑った。ほんと部長のようにきちんとできたら、苦労はしないんだけどねえ…。部員それぞれの性格をあらためて感じられたのも良かった…

 #8「ラジカセと少女の二本立て」

自分で撮るのはNGだが、人の撮ったデジカメからスケッチするのはOKという空の自由さにやられた。自然の一風景を切り取ることにこだわってるわけじゃないんだな。空に常識は通用しないことをあらためて思い知らされた。なんちゅーか空は自分のアレンジに…

 #7「9月の日に…」

夏海がまともな立場になってるのがちょっと笑った。人間世界ではケイトはじゅうぶん個性的であり得るけど、ネコ世界では博多弁金朋なミケという濃い存在がいるので、ぶちは若干埋もれ気味かも。名前だけかな。いや、それもケイトの命名だし。てか、ぶちに対…

 #6「夏の想ひ出」

入部当時の空は、足りない子ではないが結構やぱかったんだな。周りに恵まれて、というか空以上に個性派揃いの面々に揉まれて?、大進歩だよ。てか、その頃の空を基準にすると、一番まともそうな葉月が腹黒そうに見えた、夏の思い出でありました。

 #5「ねこねこの日」

猫の露出の多い作品だとは思ってたけど、まさか猫視点モードまであるとはやられた。「吾輩は」の中田さんも爆笑だったし、伊藤静の猫なで声には悶え死にしそうだったし。また猫たちの博多弁が耳に何とも心地よくてやばいくらいはまった。これ、猫たちの視点…

 #4「三人だけのスケッチ大会」

上には上がいる。空ですら意表を突かれまくりの栗原先輩でありました。先生は先生で天然さ全開で、この三人でちゃんと目的地に行って帰ってこれるだけでも凄いことだろうと思ったり。今回はまた広橋涼って感じが出てて良かったかな。でも今回の主役は葉月だ…

 #3「青の心配」

んー、万能ネギや金魚「救い」辺りの描写はあんま好きじゃないというか、やっぱあざとくなるとしらける部分も出てくる…。でも、姉とは違ってしっかり者の弟が「こんなんでだいじょぶなのか」と心配するのをよそに、姉は姉で、似た者グループの中で普段と変…

 #2「いつもの風景」

楽しげな部でよろしいようで。まあ確かに文化部系の中でも、美術部は個性の強い面々が多いイメージがあるよ。空だけだとその奇態な行動が際立ってしまう印象があるけど、周りも個性的な連中なのでうまいこと中和されている感じ。てか、四六時中パペマペして…

 #1「スケッチブックの少女」

ああ、これ、いいなあ。冒頭のリアクションや喋りから、空はちょっと抜けた、足りない子という設定なのかとドキドキしたけど、人とは違うところに反応する、少し変わった感受性があるというだけか。空ほどではないようだけど、周りの子らも似たようなもので…