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  こっちも微妙。静かな最後の11日間になるはずが、最初の一日は慌しく始まったというところをとりあえず見せたかったのか、ごちゃごちゃしていて分かりづらい初回だったけど、物語はあまり大きく動かして欲しくないよなあ。主役の小日向さんも「善良な男」という部分を作りすぎているようにも思えたけど、もうひとりの自分と向き合う場面はさすがに迫真ものでのめり込んだ。闇側の喜多善男のほうが似合っていてちょっと笑ったけど。今後も、こういう場面を多く見たい。出演者の平均年齢を押し下げるための要員かと思った松田龍平も結構いい味出してていいなあ。