#2

 おー、リセットするしないの選択とその結果にやっとどきどき感を味わえた。他人の不幸を取るか、自分の不幸を取るかということで、SPの#3、前回と、利己的な選択もあり得るという流れが上手く活きた回でもあったというか、各話の積み重ねでその選択を面白いと思えるようになる場合もあるってことだな。専務を今度こそ本当に痴漢の犯罪者として告訴したいなら、もっと決定的な証拠を押さえても良かったんじゃ…とも思ったけど、あえて同じ状況を経て、今度はどんなにつらかろうと、どんなに時間がかかろうと闘い抜くという強い意思の表れにも思えて感動的ですらあった。リセットしようがしまいが、人生を切り開くのは結局その人次第という流れになりつつある。