秘密 The Revelation

#26「楽園」

「ボクは死にません」くらい言い出しかねない勢いの青木に笑わせてもらった。鈴木の記憶の欠けた部分は何かの秘密とかではなく貝沼の仕組んだ暗示だったとか、すべては所長の企みだったというあんまりなオチとか、シリアスな場面のはずなのに何故か笑えてし…

#25「犠牲」

ま、まさか大統領の事件まで絡んでいるとは。それで序盤に大統領の事件をやっておいたのか。あの時は必然性を感じられなかったけど。いや今も大統領も関連があったとかそこまで風呂敷を広げるのは違和感を拭えず。貝沼ひとりだけでも作品的にはどう転んでも…

#24「SEARCH MY BODY(後編)」

天地さん、どうぞ安らかに…。考えてみれば、生きている状態で保護できたとして、天地さんの笑顔を再び見ることはできなかったかもしれないけど、それにしたってやりきれない。天地さんをそんな風にした相手も、人格障害者たちを人体実験の道具にしていたとか…

#23「SEARCH MY BODY(前編)」

なんという衝撃の展開。大脳だけならまだ生きている可能性はあるって、あり得ない一部分が目の前にあるのにとてもそんな気になれないし、大脳だけ抜き取られている姿を想像するだけでもおぞましいし。ごめん、やっぱ同僚の脳なんて見れないって気になるわ、…

#22「カウントダウン」

ぶっちゃけたのか、調子に乗ったのか分からんけど、はっちゃけ具合がなんか凄まじかった。青木や天地さんが遊園地にいたのは張り込みとか仕事じゃないのか。てことは天地さんのすり寄りは素? それに対する青木の反応もマジなのか。なにやってんだ、この二人…

 #21「侵食」

天地さんのお怒りはごもっとも。まさに触らぬ神に何とやらの天地さんでありました。天地さんもどことなく潔癖っぽいというか、第九での精神的激務の逃避先として新興宗教にはまっていてもおかしくなさそうな体質にも見えたから、その手の団体をばっさり切っ…

 #20「誰も見ていない(後編)」

う、青木にしらっと騙された。変態なんて言ってゴメンよ。もっとも拒否られなけりゃ、青木はする気だったんだし、それに結局、先生のほうもその気だったとかいうオチには若干ぶったまげたというか、話がなんかぶっ飛んでるよなあ。感染が芝居だったと知らさ…

 #19「誰も見ていない(中編)」

変態青木の本領発揮で笑った。ただ見てるだけでいいのかという歯がゆさから、その行動に至る突飛さが青木らしいといっていいのやら。唾液等での感染は確実じゃないという話は自分だって聞いてたくせにねえ。物語序盤のうじうじさからは想像もできない成長ぶ…

 #18「誰も見ていない(前編)」

またきっかいな事件を持ってくるやね。朝の混んだ車内で起きた事件にもかかわらず、目撃者がいないとか、目を合わせないようとするのは当然としても、人が死ぬような状況でそれはないだろとか、その辺からして?な気持ちにさせられつつ、この作品の題材らし…

 #17「目撃」

 #16「ファイナル・テイク」

以前の回で脳を再生不可能な状態にしようとする輩がいたように、第九の存在前提の話ってことか。これで遺族の意向を汲んでしまうと、似たような事例が続発してキリがないような気もするが。それに第九の設備を利用するってのが解せない気もして。映画という…

 #15「哀歌」

天地さん、奮起す。いつになくコワイ顔をし続けているから、天地さんなりに思うところがある一件なんだろうなとは思ったけど、ここ最近結果を出している青木に触発された面もあったんか。天然ってだけじゃないところがかわいいな。今回は触れられなかったけ…

 #14「赤いハイヒールの女」

皆口さんという時点で2時間サス的には奥さんかなと思い、秘書が三石さんと分かった後は共犯か?と結構翻弄された。まあ、オチはこねくり回しすぎかという気もするけど、久々に皆口さんの若めの色っぽい声が聴けてシチュエーションは楽しみ甲斐があった。天…

 #13「来訪者(後編)」

前編では鈴木は殺すこともなかったんじゃないかとちらと思ったけど、そういうことであるなら納得。救ってやった貝沼がどうして?という部分についても、愛にも似た歪んだ感情がさらに歪んだ形で肥大化していったというこの作品らしいオチでまた納得。改心し…

 #12「来訪者(前編)」

いきなりグログロ。シチュエーション的には凄惨でも直接描写はたいしたことないだろうと前回のあれで油断してた。前回ひと皮向けたと思った青木がまた変な方向に行っちゃってるし。苦悩する青木を楽しむ作品かよ。目に見えるものだけに囚われるな、となんか…

 #11「その首に手を出すな」

青木が仕事に本気になった記念すべき事件? ほんとにそこまでやるかという気がしないでもないけど、うだうだ悩んでいた最初の頃より、自分の仕事に誇りを持てるようになって頼もしく見えたものだ。もうちっと刑事らしく、人を疑うということもしようと思い…

 #10「箱の中の鼠」

 #9「*(アスタリスク)」

珍しく釈然としない締めじゃなかったな。それがないと、ホント何もない話になってしまう作りなんだが。天地さんがよくこけたりしてたのは、実は霊につまずいていたとか、霊たちの声に驚いてだったとか? そういや、青木以外で特殊能力持ちの紹介は今回が初…

 #8「改造」

 #7「見えない顔」

社長で他人の顔が識別できないとか、また極端だけど設定自体はほんと面白いんだよな。長いあいだ風化せずに記憶に残る出来事ってこうしてほんとに些細なことだったりするし、こんな社長だったら親近感が沸くというか、多くの人の顔と名前を記憶できる人より…

 #6「キヌコ(後編)」

あー、映像しか再現できないという設定を使った面白い展開だった。映像は再現できて、なんで音は再現できないんだって疑問は残るけど。つうか、音まで再現できたら、青木は用済みってことにもなるのか。わんこの脳にも適用可能ってのもまた安易だったけど、…

 #5「キヌコ(前編)」

キヌコとかどんな都市伝説な話かと思ったよ。青木の苦悩の日々はまだまだ終わらないっていうか、特に人に言えない秘密を持っている者は何でもかでも思わず自分自身のことと関係付けてしまうみたいな展開が面白いな。チーボスも青木の本心まで見抜いて仕事を…

 #4「幸福な歌」

今回も結構重い話だった。他人の秘密を盗み見るという作品の設定からして今後もこういうテーマが続くのだろうとは思うけど。それが今は青木の身近なことにも絡む話になっているのが面白いというか、姉ちゃんの言葉だけでもきっついなと思ったのに、「家族に…

 #3「トップシークレット(後編)」

RD枠の残り15分と合わせてこちらは延命。大統領の秘密のオチにはずっこけて笑った。誠実な大統領とか、クリーンな大統領とか、お花畑な世界観もそういうことなら納得。ひと目ぼれの相手を直視できなくてはにかむとか、しかも片思いで遠くから見つめるだけと…

 #2「トップシークレット(前編)」

某国のトップシークレットな調査を日本の警察に依頼とか(しかも非公式でもなく、公けにされてるっぽいし)、ここまでファンタジーとはおったまげた。えらく飛躍させたよなあ。普通に現代と思っていたけど、実はパラレルワールドだったりするのか。主人公も…

 #1「脳と旅する男」

IG作品と微妙にコラボしてて笑った。つうか、RDが外堀を埋めながら回りくどくやろうとしていることを、いきなり直球でやってみせたって感じだな。その安直さ、逆に好感触。初回の話には興味をそそられなかったけど、死後の記憶を覗く、再生するという設定は…