#5「鋼鉄の乙女」

 硬質なはずの機体をぼよよんと跳ね返すって、コロニーのあの部分は体の一部で言えば、どてっ腹みたいなものか。腹じゃなくても贅肉つきとみた。堂々巡りのしりとりもいいが、たまには運動もしようレオパルド。一身上の都合のいつきに、そのまんまなほのか、姉貴を風邪引きにした秋葉と、学校を休む理由に主人公三人それぞれの性格が端的に出ていて笑った。三人のこのてんでばらばらな感じが今後を期待させていい。これまでイモちゃんだけが楽しみだっただけに、今回はイモちゃんがおとなしくて残念だったけど、話のほうにもようやく興味が持てるようになってきた。

#387「因縁の再会!囚われの魚人を救い出せ」

 自分がワンピを見始めたのはアラバスタ編のちょい前辺りからなので、ハッチンを知らないのも当然か。デュバルもその頃に登場したキャラなのか、シルエットはクロコダイル?とも思ったけど、喋りで瞬殺。ブリでのネル→ネリエルのような可能性も捨てきれないが。

#4「TEARS ARE NOT ENOUGH」

 バーディーとナタル、それぞれの怒りと痛みの描写が見応えあった。発情の「は」の字もまだないというのに、つとむの存在を忘れるほどに、この二人の描写はいいな。リュンカ事件もうまく活かされているし、1期はこのための助走だったと言っても過言じゃない。

#3

 茜の耳を塞いで本音を語る風太郎が、好青年を演じているときより好青年に見えて仕方ない。まあほんと根は素直な奴なんだ。しかし風太郎に待っているのはやはり破滅しかないんだろうか。狡猾に動いているようで行動に粗が多いのも、そういう理由からなんだろうし。定食屋の面々が風太郎の救いの手となりそうでもあるけど、そんなべたな仕込みをするとも思えなくて逆に戦々恐々。

#4「試行錯誤」

 イタオに、スグロ。フォームや背番号などから予想が付く楽しさがあるからいいけど、名前には原型の面影すらあらしまへんな。名前だけだと別の選手を思い浮かべてしまう。てか、佐々木監督のモデルが誰なのかさっぱり…。吾郎のジャイロフォークは、その凄さより、トシの女房魂に火が付いたのが楽しくて笑った。

#3

 最後は泣けたなー。今回は二度目のリセットイベントが一見、余計かなと思えたけど、アンリの呑気な割り込みも全然邪魔になってなくて、NOを選択すると分かってても泣けた。一度目のリセット後、主人公がどうにも空回りしてるようにも見えたから、死ぬ覚悟でいたってのはうまく騙されたし。彼女がプロレス好きというのは伏線で、ほっしゃんを大技で撃退するとか予想していた自分はアホだ…。こういう決してハッピーエンドではない、泣けるイイ話風エンドが好きなんだな、自分。でもよく考えると、死んでいく主人公だけが満足して、彼女には悲しみが残って、ほっしゃんにも全く救いがないわけで、現実的にはもの凄いバッドエンドとも取れるんだよな…。彼女役はどっかで見たと思ったら銭ズラの茜か。こっちの開放的な感じの役のほうがよく似合う。

#2「憑依された少女」

 死んだお兄ちゃん、いい子すぎ、職人すぎだろー。自分なら、こんないい兄貴だったのに、こんなにも才能豊かな人を自分のせいで、とさらにヘコみそうだな。ポルターガイスト現象を科学的に証明する辺りは特に驚きや感銘もなくて、不可解成分が足りなかったというか、これくらいならキイナでなくても解決できそうに思えたのが物足りなかったかも。沢村一樹は変わらず渋さ維持でいいね。(いつものイメージで)うっかりデレそうでデレないのが笑いをこらえるところ。