2004-11-23から1日間の記事一覧

 #8「6月17日、雨の記憶」

語られる一護の、一護の家族の悲劇。黒崎家の底抜けの明るさはそんなところに理由があったか。一番守りたいと思う人をその手で失った、家族の中心にいた人がいなくなった。一護と一護の家族が背負ってきたものを思うと胸が熱くなる。ほんとは悲しいのに、無…

 #108「見えない亀裂」 #109「音の誘い」

「邪魔しないでくれってばよ」 ナルトがサクラにこんなこと言うとは思わなかった。サスケのことになると、ナルトも熱くなってしまうというのは分かるけど、仲間に対する意識がナルトはサスケより強いと思っていたから。サクラが好きだからとかじゃなくて、仲…

 #20

盆送りになぞらえ、甲洋の蘇りを描く。甲洋が人間としての意識を取り戻したのは、乙姫の前例があったからそんなに違和感はなかった。むしろ甲洋を生のほうに引き戻して、死者である翔子が「そこ」にいないことをより強調する。親友だった者、救えなかった者…