栞と紙魚子の怪奇事件簿
お前ら、誰だよ、な「デジャヴ」連発の前半は腹を抱えて笑った。こういうくだらなさ、大好きだな。初回の勢いが最終回に戻ってきたって感じだった。栞が男だったことについても、特にどんでん返しもオチもなくというのもこの番組的にはいいし。とにかく主役…
こうありたいと願う本心。そんなドッペルゲンガーなら会ってみたいな。てか、栞は分身も普段の栞と変わってねーじゃねえか。何気に紙魚子もドッペルゲンガーしていないってことは現状に満足してるってことなんだろうな。すっかりノリノリだし。
サオリは栞のママってことでいいんかな。であるなら、親子でトイレに居候するのが好きというのが可笑しい。遺伝かよ。段先生が何かと栞の面倒を見るのも、栞に在りし日のサオリの面影を見るからとか、文壇デビューするきっかけを与えてくれた恩を感じて、と…
彼氏がいないとかそういうことで栞も落ち込むのか。意外だというか、そのキャラクターでは男も寄って来ないだろうと。「これであなたも船越さん」、いいなあ、そんな二時間サスペンスガイド本があったら欲しい。誰も事実を言い当てていない、真実は闇の中、…
本田医師(笑)。何やってんだか。んー、初回のインパクトを上回ることがなくて、やっぱ飽きてきたかも。栞の言動は毎度同じなので、紙魚子の中の人が紙魚子が次第にハジケて行く様を拙いながらも演じているのを見るのが楽しみなくらい。
「モノで釣ってよ」という栞に、変なお面のストラップを差し出す紙魚子。さすが栞の性格をもう心得ている。行方不明の洞野を探そうと言い出した本人がのんびりマッサージ。キモいからイヤと言った洞野を前にして「そのことは誰にも言わないで」。栞のとぼけ…
顔のでかいダン先生の奥さん(外国人?)。あー、原作ではありそうな絵だけど、実写じゃなしだろ。てか、高橋恵子はなんちゅーゲスト出演をしてるんだよ。ギロチンで首を斬られても、しばらく意識があって苦しむ、とは首を斬られ、臨死体験をして生き返った…
なんじゃこりゃ。くだらなすぎて笑った。言うなれば、死後小説、ストーカーを死後ストーカー、か。タイトル作は読んだことがないけれど、確かに諸星大二郎を思わせる奇天烈な展開が爆笑だった。これくらい暴走気味のほうが諸星ワールドの再現性が高いかもし…