#9「凌辱」

  アティアの奸計に対する、セルウィリアの逆襲みたいな序盤でありました。オクタヴィアと交わったのは寂しさからという本心の部分もあるのだろうけど、オクタヴィアに対してはカエサルへの復讐の念を素直にぶつけることで、従順なアクタヴィアをたきつけるセルウィリアの老練さを見る思い。どんな手を使ってでもという、セルウィリア自身がネメシスと化しているかのごとく執念というか。して、結局誰に対しての「凌辱」なのかと思いきや、セルウィリアかよー。少なくともカエサル側かと思ってた。最後の最後で、アティアがまた爆弾落とし。調略ではアティアには勝てんってか。なんというか、すでにカエサルの家系は呪われまくっているので、呪わば穴二つが、セルウィリアには即跳ね返ってきたとしか言いようがない…。