レ・ミゼラブル 少女コゼット

 #22「それぞれの旅立ち」

ガヴローシュはコゼットほど激変してなかった。気のいい親父さんのもとでますます健康的に育ったようで。でもガヴローシュだってまだ年端のゆかぬ少年だろうに、ひとりで村を出て行くって無茶だよな。それとも奉公でも何でもこのくらいの男の子なら食う当て…

 #21「マリウス・ポンメルシー」

気持ち的にひと息。見た目は変わっても、声に以前の面影がある分、前回までのコゼットを妄想してしまうよ。声は思い切って変えても良かった。

 #20「修道院の日々」

ありゃりゃ、コゼットも他の子たちの中に混じると、やっぱ萌えっ娘全開なんだな〜というか、これやりたかったのかー、名作劇場な修道院生活に見えないのが素晴らしい、眼福とか思ってたら、あっという間に五年後…。少し大人になったコゼットは養父の地道な…

 #19「預けられたコゼット」

 #18「忘れていた再会」

死に際、棺の中で生活していたというシスターに全て持っていかれた。棺の件はあるいは修道院長がジャンが忍び込んだことに気付いていて取り計らってくれたのかとも思えたけど、別にジャンに義理立てする理由もないし、死んだシスターの様子はジャンも見てた…

 #17「迫り来るジャヴェール」

 #16「パリのゴルボー屋敷」

 #15「二人の絆」

ジャンはコゼットに親心が芽生えたゴルボー。私が他の者に預けようとしたばっかりに…。ジャンがそんな思考をするとは思わなかったよ。大の男と少女という組み合わせは当時としてもどうなのかって気はするけど、ジャンはそんな素振りを見せるどころか、かな…

 #14「二人きりの旅」

我慢が身に染み付いてしまっている笑顔と、本音をさらけ出した泣き顔。うーん、コゼットの描写が前面に出てきたというか、作品タイトルらしくなってきたな。今までより幼く思えるような、あどけなさと、そんな中にもいい子を演じてしまうところがいいね。

 #13「ジャン・ヴァルジャンとコゼット」

コゼットの元にもサンタがやってきた。寝床に置いてあった金貨に「今まで忘れていた分もきっと一緒に持ってきたのね」というコゼットのひたすら前向き思考が微笑ましい。妄想に逃げてるわけでもない、妄想をプラスに変える、ほんと逞しいったらありゃしない…

 #12「ひとりぼっちのコゼット」

夜の森に怯えるコゼット。どんなに健気でも、どんなに気丈でいようと、コゼットだって普通のか弱い女の子なのだという描写に泣けた。ファンティーヌ亡き後、母親が背負っていた形容詞がそのままコゼットに移ってきた感じだったな。でも、想像力を豊かにして…

 #11「サンプリスの嘘」

サンプリスの英断に感極まる。脱走してきたジャンが最初に謝罪したときは、サンプリスも硬い表情だったからジャンに対して許せない気持ちがあったように見えたし、ジャベールの冷血な描写との対比もあって、無性に胸が熱くなった。無償の愛オーラ全開のジャ…

 #10「迷いのマドレーヌ」

運命のいたずら。コゼットが自分で書いた自分の名前、ファンティーヌが見ればどんなに励みになるやもしれぬのに、それが元で永遠に届けられることがないなんて、そこまでこの親子に残酷な運命を背負わせるのか…とかすっかりハマッてた。こうなると、アゼル…

 #9「テナルディエの悪だくみ」

ジャンの計らいで、コゼットと一緒に住めると知ったときのファンティーヌの喜びようは定石と知りつつ、もらい泣き。これ以上辛い目に遭うファンティーヌは見てられなかったし(何よりしゃがれ声が哀れすぎて)。一方、テナルディエというより、テナルディエ…

 #8「お母さんのスカート」

ファンティーヌの変わりように泣けた。髪の毛を売ってボサボサ頭になった辺りはいよいよ名作劇場らしくなってきたなと思っていたら、その後の急激な変貌には少々引いた。はえーよ。でもスリにお金を取られてから一気に人間不信になっていくところは、それま…

 #7「迷子のエポニーヌ」

頑張れ、エポニーヌ、と言いたくなるほど、エポニーヌのドジッ娘ぶりがやたら描かれていたけど、迷走エポニーヌのそのカワイさに比べて、コゼットのそつの無い行動が嫌味に見えてしまうのは、すでに見方を間違ってるのやら。今回の件でエポニーヌとコゼット…

 #6「コゼットの誕生日」

エポニーヌがもうカワイイなあ。コゼットへの誕生日プレゼントだとトロンにバレたときの、言い訳もできない動揺っぷりとか、悪女になりきれない気の弱さ、打たれ弱そうなとこがカワいくて可笑しい。そんなエポニーヌに心優しきコゼットも同情の素振りすら見…

 #5「ジャヴェールの疑惑」

あれ、ジャンひとりで持ち上げるんじゃなかったっけ? まあ、ひとりで持ち上げてしまったら、疑惑どころか、確信になってしまうか。 トロンの件でコゼットに憎悪の念を抱くエポニーヌ。でも、あそこですぐに母親に告げ口しなかったのは、子供心にまだ良心が…

 #4「お母さんの手紙」

字の読めないコゼットが神父に自分の名前を教えてもらい、母の手紙にその文字が溢れているのを知る。ファンティーヌ、いかにも娘の名前を書き連ねそうだし(一文ごとに「愛しのコゼット」とか書いてそう)。コゼットには、文字を読めた喜びと、母の変わらぬ…

 #3「新しい友だちシュシュ」

おかみは悪知恵が働くことより、すぐに鼻を利かせることのほうがコゼットには脅威に思えるね。でも「何だ、馬か」なオチには苦笑。昨日今日飼い始めたならともかく、馬の臭いくらい分かるだろうに。直接見せはしなかったけど、度を越えた虐待描写もやっぱあ…

 #2「ジャン・ヴァルジャンの秘密」

3才コゼットの歌う子守唄がずいぶん投げやりな即席メロディだと思ったら、ここは時間をかけるところじゃない、ってか。名作劇場はこういうところ手を抜いちゃいかんだろうに。3才コゼット、ぎこちないながらもちゃんと意志のある声と、あの愛くるしい表情の…

 #1「ファンティーヌとコゼット」

ファンティーヌが立ち去った途端、態度を急変したおかみに「え?」と不本意そうなひと言を漏らしたコゼット。無垢ななかにも反骨精神はありげに見えた。こういう薄幸少女ものでは、王子様が現れるまでその状況を甘んじる場合が多いけど、原作でもそういうキ…