ぼくらの

 #24「物語」

ダイチの弟…。兄ちゃん、あの世で悲しんでるぞ。まあダイチはそれ覚悟で戦って死んでいったわけだし、弟も理解できる歳になれば分かる、分からないなら分からないでそのままだし、カナの語り聞かせは別に要らんのだよな。 負ければ今いる地球が滅ぶとか、「…

 #23「雪景色」

コエムシはこれで決着なのか。なん救いなり、ダメならダメでもっともがく様を見たかった気もするが。結局、次の引継ぎ役はどうすんだとか、ルール周りは相変わらずいい加減なんだが、黒コエムシが出てきたってことは、たいして重要な役でもなかったわけか。…

 #22「道程」

OPの全力疾走はウシロだったか。元々悪い子でもなく、素直になれずに反発していたのが、ようやく素直に向き合えるようになったと思ったら養父からあんなこと言われたら、まあ全力疾走もしたくなるか。カンジもウシロに対してはいい役割を担っていたのに、こ…

 #21「真相」

え、生命エネルギーを吸い取られるってことは、最終的に勝利しても、何らメリットはないとな。そのことや、それぞれの人類がジアースのカラクリを調べようとすることも織り込み済みで、勝つことさえ敷かれたレールの上をなぞっていただけという辺りはこの作…

 #20「宿命」

人は神のマネゴトができるか。人間のときのコエムシは、まるで物語序盤のウシロのように利己的で、ウシロと違ってその頃からあまり性格も変わってなさそうなのがいいね。でも、そのコエムシにしたって徹底して非人間的というわけでもなく、ときには情に流さ…

 #19「母」

田中さん効果で、手厚いウシロ。頼れる存在となった田中さんは確かに凛々しくて、その突然の退場には泣けたけど、そこに到るまでの過程を説明されてもなあ。てか、何故に任侠もの? 自らを犠牲にする子供たちの戦いは、任侠道に相通じるとでも言いたいのか。

 #18「現実」

田中さん…。ここ数話では、子供たちの選択以上に、衝撃だったかも。コモが気の毒。序盤は子供たちの中でも最も消極的に思えたけど、父親以上に、現実をしっかり見据えていたということなのか。

 #17「情愛」

ウシロの素直な反応に、ちょっぴり嬉しそうな田中さんに萌える。なんかアンコはカワイそうになるくらいのあっさり感だった。安っぽい恋愛感情に満たされて死んでいったアンコは、ワイドショー番組で安いスキャンダルに汲々としている父親に同じってか。蛙の…

 #16「正体」

淡々と戦う姿勢を見せるキリエに、こういう決断もありかなという感じだった。物事を常に一歩引いて見ているから、物事が見えすぎてしまう、だから何事に対してもいつも諦観してしまう、ってのはちょっと都合が良い方向に進んでしまったかなという気もして、…

 #15「自滅」

お兄ちゃんに怒られる、とあたふたするカナちゃんがめちゃカワイかった。いいお嫁さんになるぞという言葉に、やたら過敏に反応する様も素直でカワイイ。ウシロもやけに聞き分けがよくなってきたような。ま、田中さんの血が混じっているわけだから、根っから…

 #14「迷い」

田中さん、動く。子供たちから何かと頼られる存在になりつつ、為すすべなしかと思ったら、機をうかがってたわけすね。しかし、田中さんの後ろ盾になってるらしい組織とか、カンジの親のこととか、意外な要素がどんどん取り込まれてゆくな。ウシロとの関係も…

 #13「地球」

平行世界同士の潰し合い。んー、現実感が遠のいた気がするな。世界を救うために戦う、その実感はなくても身近な存在に照らし合わせて、戦う覚悟を決めつつあった子供たちにとっては、見知らぬ世界の者たちと身近な存在、どちらを選択するかは明らかだったよ…

 #12「血のつながり」

異世界地球からこんにちは。そういやワク以降は触れられなかったから、すっかり忘れていたけど、家族にはなんて伝えているのだろう。普通に被災者のひとり? それはそれで遺族には悲劇でも事実を伝えられるよりはいいのだろうし、子供たち(特に覚悟を決め…

 #11「命」

今回の話は、むしろジアースが絡まなかったら、どんな選択をしたか、のほうがこの作品的にドラマになった気がする。という意味でも、モジがホントに未契約者その人だったら、面白かっただろうな。大勢いればモジみたいな奴もいるのだろうけど、かわいくない…

 #10「仲間」

チズと違って、受け止め方が素直だね、この子は。自分で世界を作り上げていってしまったチズとは違い、事あるごとに一々素直に反応する様子も可笑しかった。チズやダイチが死を真正面から受け止めたとしたら、ナカマはそれすら超えてどう生きるかというとこ…

 #9「家族」

今までの死亡キャラには悪いけど、操縦者の運命に初めてグッと来た。戦いが終わればいなくなる。その喪失感は、ダイチの家族というか、兄弟たちにとっては既に経験していることだけど、それを父親の失踪となぞるように描くというところが何ともえげつない。…

 #8「復讐」

感情に支配されていたってのはあるけど、死を真正面から受け入れたという点での潔さはカコとは比べものにならなかったか。「強さ」はチズに与えたいくらい。しかし、子を宿しながら、その強さの向かう先が死ってのがこの作品の重さやな。もしかしたら今回の…

 #7「傷」

避妊もしないのか。盗撮行為へ持っていくまでの用意周到さに比べて、その不用意さには疑問も残るけど、虚構の世界と一笑に付せない今の現実。教師の盗撮の証拠を見つけてしまった(映像の中身をみてしまった)子とか、もう誰も信用できないって今回のチズと…

 #6「情欲」

戦う前に死亡。んー、まともにやらないと分かっていても、前回のコエムシといい、そういうパターンもあるのかと、毎回カウンターを食らってる気分だ。チズは多少はカコに気があると思ったんだけどな、そんなあまーい情欲は甘かった。ショッキング続きで、こ…

 #5「弱さ」

コエムシはっする。大人たちにすんなり正体を見せて、ジアースも好きにしろっていうのも意外な展開だったけど、親心でもないだろうけど、「残り少ない命、せいぜい楽しめよ」って感じで、子供らを積極的に煽っていたのにも驚いた。ただの観察者でもないんか…

 #4「強さ」

「パパは何があっても生き残りそうな人だった」。何を拠り所に生きるか、の違いなんだろうな。命の重みに区別なんてないと薄々気付いた上で、しぶとく生きそうなオーラを持った父親を選ばれた人間とみなすことで、自分もそちら側だと思い込もうとした。同じ…

 #3「秘密」

やっぱ被害は相当数出てるのか。前回の「俺たち見たんだよ」カップルも犠牲者要員かって感じだった割りにそういうところは描写せず、ワクの死を現実的に描写している割りに現実感の薄さを感じさせる展開になっているところが面白い。「怪獣」なんて表現もそ…

 #2「ジアース」

まず一人目。目立ちたいわけでもなく、無駄に燃焼系っていうか、雄たけび系ってのがいいね。最初はやっぱこうでなくちゃ。操縦するのは一人でも、基本みんなで乗り込むというのも面白い。順番とかも何か関係があるのか。てか、戦闘が終わったらいつの間にか…

 #1「ゲーム」

アレな設定というのは事前に多少聞きかじり。異世界にでも飛ばされてそこで展開されるのかと思ったら、舞台はあくまで日常、と。その辺、どう絡んでくるのかってところと、バトロワ的な物語なのかなとも想像しているんだけど、普通に考えたら全員死亡が確実…