新選組!

#16「一筆啓上、つね様」 壬生浪士組が会津藩お預かりとなった話。会津藩主松平容保は勇に会ってみたいと言いながら、会ったら「励め」のひと言で終わり。さっさと出て行っちゃったよ。もうちょっと言葉をかけてやればいいものを、お殿様なんてそんなものか…

#14「京へ到着」 浪士組を迎える立場からの視点、面白い。荒くれ者たちを家に住まわすなんて、確かにドキドキものだろうな。ひではひと月くらいなら親戚の家に預けるとかしたほうが安全だろうに。八木家は特に裕福というわけでもないんかな。まあ男に変装な…

#12「西へ!」 「人はいつまでも同じところにはいられない」 生きる中で人は変わってゆく、変わらざるを得ないことを、今後の勇たちの変容の暗示も含めて表現する。「かっちゃん、私のことが好きだったでしょ。私も好きだった」とおみつがさりげなく言って…

#10「いよいよ浪士組」 俺は心で武士になる。新たな思いを胸に、浪士組参加を決意する勇。志としては揺るぎないものがある一方で、浪士組結成を献策した清河八郎の思惑や幕府のごたごたはやはり別にある。気持ちだけでは如何ともしがたい部分がある。波に翻…

#8「どうなる日本」 どんな話でもひとつ屋根の下が賑やかになっていくのっていいな。個性豊かな面々だと特に。剣豪揃いの食客たちだから、いざ刀を握れば血生臭くなる。でも日常は和気あいあい。だらけ切ってるわけじゃないけど、肩の力が抜けている。その…

#6「ヒュースケン逃げろ」 異人さんと意気投合の回。まあ今回もifワールドで、勇たちとヒュースケンの接触は実際にはなかったのだろうけど、史実の裏ではこんなことがあったんじゃないかと話を膨らませ、歴史上の一人物、一事件を身近なものとして感じさせ…

 #5「婚礼の日に」

近藤勇の人柄の良さ、お人好しぶりがさらに際立つ。あちらに気を遣い、こちらに気を遣い、何事も平凡な日々も勇には気苦労の連続で大変だろうな。なので、おつねと向かい合い、お疲れ様でしたと言う場面は、実感こもってて思わず吹き出してしまった。おつね…

 #4「天地ひっくり返る」

桜田門外の変を絡めた回。 名もない武士たちが歴史を動かした!と事件のその現場にいた人間たちの興奮が伝わってきそうな描写っていいね。歴史が動いたかどうかなんて後世になってみなければ分からないことではあるけれど、この事件は当時でも驚きをもって伝…

 #3「母は家出する」

俺たちは武士にはなれない。だが武士より武士らしい百姓になってみせる。 カックイイねえ。今回は熱いものを感じた。土方も近藤勇もどちらの気持ちも伝わってきた。彼らの信念を形作る基礎ともなるような話だった。上のセリフを言った時の、香取くんの目も良…

 #2「多摩の誇りとは」

テーマ的に初回より期待したのだけど、なんかいまいち。なるべく人は斬りたくないと言っていた近藤勇が初めて人を斬った、その心の動きがもう少し描かれると思ったのだけど。初回同様、年配者の言葉を賜ってそれで納得、で誤魔化された感じ。拳が口に入るシ…

 #1「黒船が来た」

一応見てみた。 多少、新撰組の知識を仕入れたとはいえ、まだまだ分からんことが多くて付いていくのが大変ぜよ。その人物に、その人選かということも特に言えないし。違和感があると言えばある、ないと言えばない程度。 話のほうも予想通り「軽さ」に馴染め…