風林火山

 #20「軍師誕生」

軍師もじゃじゃ馬由布姫にはあたふた。由布姫が勘助に擦り寄る場面はこれまででも屈指の名珍場面だったな。面白かった。軍師としての勘助の活躍もそろそろ本格的に見たいところなんだけど、今は由布姫周りがすげえ面白いので、そっちに裂くのは微妙なところ…

 #19「呪いの笛」

 #18「生か死か」

気丈さ、聡明さより、言葉どおり晴信の歌を柱に貼り付けてたお茶目さが可笑しい。嫌味とはいえ、あれで斬られてもおかしくはなかった。 しかし、引っくり返す次回予告が好きだな、この作品は。次回予告だけ見てると、作中人物たちの態度がころころ変わって…

 #17「姫の涙」

 #16「運命の出会い」

 #15「諏訪攻め」

 #14「孫子の旗」

勘助と晴信、裸の付き合い。「ばーか」の晴信や、すっかり勘助お得意のひと言になってる「兵は詭道なり」を言おうとして「それはもうよい」と晴信に遮られるところといい、予想どおりの反応だけど笑った。いいコンビになってるなあ。笑わせながらも、風林火…

 #13「招かれざる男」

 #12「勘助仕官」

勘助、なんだかやたら「兵は脆道なり」強調してたな。急に何かにかぶれると、そればっかって奴ですか。勘助としては我が道得たりの心境ではあったのだろうけど。勘助が書物の知識から何かを得るというのは想像できない。やはり実地の人って気がする。その辺…

 #11「信虎追放」

 #10「晴信謀反」

信虎を取るか、晴信を取るか。家臣も主にただ付き従うわけじゃないという関係描写が面白かった。信虎の失敗はやはり思慮に欠けたという一点に尽きるのか。信虎包囲網が整いつつある中での、信虎の道化ぶりが何とも哀れだった。一方で、何が何でも生き残り、…

 #9「勘助討たれる」

晴信周辺が面白くなってきた。信虎に謀反を起こすと宣言したのも、信虎憎しの感情というより、やらなければ自分が追われるという恐怖、甲斐のためという心からというのが泣ける。父子としての関係修復は無理と判断したものの、望みを捨てきれていなかったの…

 #8「奇襲!海ノ口」

勘助、ようやく本領発揮。本格的な合戦で見応えもあった。といっても、まだまだ小さな砦でのせめぎ合い。戦略というより、小さい戦術の積み重ね。それでも備えを怠らなければ、そう易々と負けはしないことの実証になっている。物語上、勘助が兵法を書物で学…

 #7「晴信初陣」

信虎、息子の嫁まで使って何やってんだか。晴信が言いに来たときはしてやったりだったのだろうか。なんか晴信の初陣もこれがやりたかっただけという気が。晴信のほうとしても関係修復に見切りを付けたらしい。次回はいよいよ勘助の活躍が見られそう。

 #6「仕官への道」

今度は北条か。切り替え、早いっていうか。まあ打倒武田という点では一貫しているんだけど、大局にまだまだ振り回されてる側にすぎないという感じ。

 #5「駿河大乱」

今川方に北条と今回はちと「財前教授の総回診です」な顔ぶれ。その中で、谷原今川義元が新鮮って感じかな。確かに荒々しさより、気品を感じさせる顔立ちではある。っていうか、伊武雪斎と一緒にあんな口調していると、いかにも「おぬしも悪よのう」なキャラ…

 #4「復讐の鬼」

矢じゃなくて、腹を斬ったか。酷いな。勘助や平蔵が怒り狂うのも当然か。百姓や浪人では無力という点では同じでも、そこから策を練って這い上がろうとするところが勘助の力強さ。ミツという勘助には初めての城を壊された以上、敵は討たねばならないというの…

 #3「摩利支天の妻」

ミツの言葉を聞いていると、方言のせいもあるけど、なんかすげえ安心するずら。揺らぎがないんだよな。自分の気持ちにまっすぐ。勘助もミツに会いに来たわけではないと言いつつ、武田に仕官するのも難しいと分かるや、ちゃっかり居座ってるところは調子いい…

 #2「さらば故郷」

寄る辺無き勘助の回。戦うことままならずとも、武士であろうとする。それが武士として致命的な欠陥を負わざるを得なかった勘助の生きる証だったのだろうな。どれほど孤独な状況に追い込まれようと、気丈さを忘れない勘助の姿が熱い。血縁的に冷遇される点で…

 #1「隻眼の男」

内野聖陽、NHK的には藤沢周平ドラマでの実績を買ってということかな。というか、自分の中ではすっかり時代劇役者。なので、安心して見れた。ミツ役の貫地谷しほりも最近ちょくちょく見る顔で、「功名が辻」の千代に通じるような、戦国の世にあっても女とし…