R.O.D THE TV

 #12「紙々の黄昏」

三姉妹会議の前の、ミー姉とマー姉の溜めは何だったんだ。アニタは置いていくつもりだったということなのか。 リーさんに、私の作品を読みたいと言っていたのは嘘だったの?と問いかけるねねねが印象的。裏切りに対するショックが直に伝わって来る感じで。頑…

 #11「さよならにっぽん」

ひさちゃんとしては「心の友達」でほんとに満足?

 #10「クリスマス・キャロル」

まさしくハートウォーミングな話。腹が減ってるアニタに同じ本を渡すミシェルとマギーちゃんに笑い、堰を切ったごとく泣き出すアニタにもらい泣き。三姉妹になったきっかけと、これからは四姉妹だという作りが心憎い。 ねねねは輝きはなくなったけど、内に秘…

 #9「闇の奥」

活き活きとしたキャラを惜しげもなく葬る回。歯切れの良い快活なキャラはこの作品ではダメ出しを喰らうみたいだ。紙の切れ味は実は鋭いのだと言うように、三姉妹とは全くタイプの異なる紙使いがその力を見せ付けた。自分もうっかりして紙で指をザックリ切っ…

 #8「夜に惑わされて」

真夜中の学校編。夜中にみんなで学校に集まった経験が自分にあったか、あったようななかったような、情けないことにもう定かじゃないんだけど。小学生の頃だったか、放課後に居残っていたら、夕立が来てまるで夜になったように真っ暗になったことがあって、…

 #7「薮の中」

唐突に謎な話。藪の中って自ら言ってんだから、分からせるつもりはないんだろうな。本が主役の物語である通り、構成や展開が小説的なとこは面白い。本を読んでいる感覚というか、本が読みたくなる感覚というか。その上、アニタの喜怒哀楽をのほほんと見られ…

 #6「ライトスタッフ」

冒頭、夜中に起き出して、牛乳を飲み干すアニタ。アニタの本嫌いに対比するように、底なしに牛乳好きなところを強調する。寝ぼけて蹴飛ばした本をそのままにして行こうとしてやっぱり戻って棚にちゃんと仕舞うところとか、その素の素直さがカワイイし、ねね…

 #5「やつらは騒いでいる」

舞台を変え、アクションがメインでも淡々とした雰囲気は変わらず。相手が出す音のせいで調子が狂っていたようだけど、いつもは温厚なミシェルがアニタに手を上げたり、いつもは優柔不断なマギーちゃんがアニタを守ると男前の態度を取ったり、いつもはテンシ…

 #4「中一コース」

なんだ、どこまで気持ちいいんだ、この作品は。登場人物たちのやる気のない感じがいいし、いつもはぶっきらぼうで全く気取らないけどちゃんと子供っぽいところもあり恥らう時もあるアニタはカワイイし、そのアニタがよく動くアクションもグッドだし。ミシェ…

 #3「神保町で逢いましょう」

OVA版を見ていないから読子がどんな人物か知らない。でも、ねねねにとって読子という存在がどんなであったかは分かる。無類の本好きである姉二人に対し、本が嫌いなアニタ。そのアニタとねねね。最初はうまが合わない感じだったのに、いつの間にやら仲の良さ…

 #2「ダメ人間ども集まれ」

やばいなあ、これ。初回でアクションシーンもしっかり動くことを見せといて、実にまったり展開をやらかす。三姉妹のデコボコぶり、姉二人のマイペースぶり、アニタのひとり醒めた言動とか、ねねねがひと晩中かけても一行も進まない物書きの描写とか、ねねね…

 #1「紙は舞い降りた」

途中、2回もCMが入った時はえ?と思ったけど、終わってみればよく詰め込まれていた。爆破やアクションシーンなど派手さで引き込みつつ、基本は抑えた演出がいいのだろう。三人姉妹のビブリオマニアぶり(アニタは違う?)や、小説書きとしてのねねねの姿勢と…