14才の母

 #11

最終回。未希に最後まで厳しい態度を貫いたキリ助母が実に気持ちよかった。そうだよな、一番の理解者だからこそ優しさは見せないという決断もあるんだよな。未希だけでなく、周囲の人間も決断を迫られ、それに対処してゆく様が終始見応えあった。ただ、14才…

 #10

目を覚まさない未希を前にしてのキリ助の動揺っぷりには、こっちがビックリした。ボンボンの頃ならともかく、天国と地獄を経験してる今のキリ助には今さらの感があってちょっと不自然な気もした。赤ちゃんを前にしてのオタオタはまだ分かるけども。今回の健…

 #9

今回は未希がというより、志田未来が頑張ってたね。経験のないことを演じるのも女優さんの仕事とはいえ、あの歳で陣痛に苦しむ演技をするというのは相当難しかっただろうし、プレッシャーもあっただろうし。そういう意味では、かなり迫真の演技で、うそ臭さ…

 #8

 #7

今回もウルウル。こういう事態では、親としても度々想定外の決断を迫られるというところが真に迫っているというか、生々しい。一ノ瀬家がごく普通の家庭かはともかく(イイ親すぎ、イイ子すぎって感も多少)、この家族が遭遇する問題が身近なものとして感じ…

 #6

健太、物分りよすぎ。もうちょっと分からず屋でいてくれたほうが子供らしくて可愛げがあるのに。姉弟揃って物分り良すぎるってのはちょっと気持ち悪かったというか、現実味が薄れた。 家族にも迷惑がかかるから家を出て行くという未希に対し、家族みんなで…

 #5

見ていると、涙腺がじわじわと熱くなる。親目線がいたいほど判って伝わってきてしまうというのが今の新しい心境かな(子供いないけど)。よく見れば老けたなあって田中美佐子の顔が、母親としての立場のいかにも疲れた表情がマッチしていて、うっかりすると…

 #4

未希の両親が未希と真正面から向き合えば向き合うほど、そんな親を見て、未希はお腹の子を産みたいという思いを強くする。てきとーに育てていれば何の躊躇いもなく中絶を選ぶ子になっていたに違いないと思うと、何という皮肉だ。子育てってほんと難しいなと…

 #3

煽りがない分、興味もやや薄れつつ、毎回、見始めると引き込まれている。三流週刊誌云々の部分を除けば、想定外の事態を前に、現実に起こりうるシチュエーションをできるだけリアルに描こうとしているのがいいんだろうな。未希と母親が語り合うシーンは見て…

 #2

中学生の娘に妊娠したと告げられる。こういうとき、ほんとに男親は無力だよな。愛し合った結果のことと言われたら、尚更。初回に続き、殊更に煽らず、ごく普通の親子が動揺する様をじっくり描写しているのが好感。何歳で子供を生んでも罪にはならないが、育…

 #1

思ったより、普通に見れた。まあ、中学生が妊娠したって煽るより、そういう演出もあったのだろうけど、たやすく人には言えない悩みを抱えて、誰かに打ち明けたいのだけど、やっぱり言えない。そう苦しむ姿はリアルに伝わってきた。抱え込んでしまうってのが…