あさっての方向。

 #12「ここにいること」

最終回。三人とも素直になる気持ちを得て、元の生活へ。え、そんなまっとうなオチ? からだと尋兄にはそれぞれに兄妹以上の想いがあるように感じられたし、そこからからだの家出が始まった気もしたので、その辺を見事にスルーして爽やかエンディングという…

 #11「そこにある現在」

 #10「本当の名前」

雨の中、尋兄の元を去る椒子。ここは名誉挽回、後を追いかけて、男を上げるべきだろう、尋兄。それとも尋兄のほうは椒子に未練は全くないのか。いや、未練はなくても傘を差し出すくらいしてもよさそうな。尋兄は椒子とからだに対する態度の温度差が激しすぎ…

 #9「みちしるべ」

 #8「あさっての方向」

家を飛び出したからだがひとりで暮らすことを模索して働き口を見つけようとする様には、何か根本が間違ってないかと思いつつ、「頑張ろう」というからだの奮闘ぶりにほだされてしまう。その気になれば何とかなるという可笑しさと、どうにもならない現実の厳…

 #7「二人のつかのま」

からだと椒子の体があべこべになるまで、尋兄が自分を捨てたのはからだのせい、と椒子はからだを快く思っていなかった。尋兄が椒子を見捨てたのは事実だし、それは致し方ないことなのかとか、これまで尋兄と椒子の距離感が掴みにくかったけど、アメリカで付…

 #6「夏の永遠」

 #5「帰るところ」

奇妙な共同生活の始まり。からだと尋兄にとっては、椒子は異質な存在。でも、どう接していいのかまだ戸惑っている今の二人には椒子はクッションの役割になって助かっている。椒子は椒子で、そんな二人のあいだにいる自分に居心地の悪さを感じている。それは…

 #4「信じてほしい」

 #3「あたらしい生活」

大人として振舞うことにあたふたなからだの反応は当然だし、子供になりたいと願ったわけではない椒子が子供姿を結構楽しみ始めている様子は面白い。リボンまでつけるのはどうよって感じだけど、まあその辺は生活していくためには今の姿を受け入れるしかない…

 #2「すれちがい」

 #1「願い石」

おう、何だか予想外な物語。前半は誰がメインなのか、見た目はどっから見ても子供なのにちょっとおませなからだを見て癒されるのか、元恋人同士がよりを戻すのか否かの話なのか、さっぱり分からなかったけど、そう転んでいくのか。精神だけ入れ替わるってパ…