ケータイ捜査官7

#37「ケイタとタツロー」

いやあ、この作品はこういうしんみり系がたまに来るからずるいよねえ。何かとうっとうしかったクラスメートの子が、ああ、この子はこういうおせっかいなとこがいいんだなと初めて思えたというか。学校をさぼって、そのクラスメートと一緒にいる場面では雨が…

#36「ともだち」

都市伝説刑事、笑った。スピンオフも狙えそうじゃないか。初回で落ち合う予定だったケイタの数少ない友人をここで登場させるのがまた上手いというか、「お前、変わったな」は、確かにケイタは変わったし、それは人としてでっかくなったという捉え方なんだけ…

#35「ケイタのはつゆめ」

思ったとおり押井印の上海亭パロににんまり。これって、これ用にほんとに書き直したのなら思いきし手抜きしただろとツッコミたくなったいうか、オナニー節は前回の参加でもう満足したのか、今回は薄めにして、意外にこの作品に合った素材を選んできたという…

#34「ねらわれたサード」

吹き替えで、まさかのバルサ姉さん再登場。アニメより吹き替えのほうがメインってことらしいけど、バルサ姉さんはやっぱバルサ姉さんだな。話のほうは家族をAIに殺されたという逆恨みからならあれだったけど、真実から目を背けたい気持ちからと、自分自身へ…

#33「ラブラブ♥大作戦」

大作戦と言うほどラブラブな話でもなかったような。てか、お互い今頃意識し始めるて…。晶とのほうが仲良さそうに見えるし、そっちのほうが見てて微笑ましいし、クラスメートと無理にフラグを立てんでもええて。

#32「宇宙ウイルス」

宿主を食らい尽くすつもりだったのではなく、彼らにとってはそれ自体がコミュニケーションだったってことは? 宇宙からの侵略者は最初からウイルスと決めてかかるのが明日未来な未知との遭遇か。まあウイルスが全て悪玉とは限らないって発想なんだろうが。「…

#31「ゼロワン、走る」

今回も美作さんが爆弾を解体するのかと思わせて、セブンが解除してたのには笑った。「同じ手が二度目なら通用すると思うな」。その言い方、気に入った。何だかセブンがオイシイとこを持って行ってしまった感があるけど、まあ滝本さんのときもセブンは一枚噛…

#30「ネットライブ防衛指令」

セブンがオイシイ思いして、ケイタ、がっくし、桐原さん、こんにゃろー、なオチに爆笑。まあ表向きは娯楽分野にも手を伸ばしているアンカーのようだから、普段から一般人よりは役得な思いをしているご隠居や桐原さんではあるんだろうな。いや、楽しい。最近…

#29「発進!ソリッド」

新メカ、ソリッド、でかっ。シーカーやスピーカーとくっ付いての合体シーンは燃えるけど、その勇姿はどうにも不格好というか、前回のケータイに込めた思いという流れにも逆行するような…。小型化軽量化ばかりがケータイじゃないってか。その活躍ぶりやケイタ…

#28「ケータイが生まれた日」

これもIGならではというか、IGお得意の、人間とロボット(機械)の有機的な融合といっていいか話。ケータイにつなげる部分が弱い気もしたけど、ロボットをあくまで人間のバディとしてみなすご隠居の考え方がハートウォームなところでもあり、確かに最近はセ…

#27「失恋のカクリツ」

今回もくだらねー。でもセブンやゼロワンとの絆の深まりは維持したまま、物語序盤のくだらなさが戻ってきたようでいい。窪っちは、ほっしゃんの勢いに負けてねえのがすげえ。お笑いの芸も磨きつつあるか。後半もいつもの過剰さで遊びつつ、それがケイタの良…

#26「ニャンたる忍者!」

長門さん…。しばらく見ないうちに一段と老けたなあという感慨と、冗談に見えないおバカ演技には悲しくもなったけど、でもきっと言ってる本人も理解できていないであろう、難解というより荒唐無稽なセリフを呂律が回らなくなる手前でかろうじてしゃべくりたて…

#25「天使のふる遊園地」

天国に一番近い遊園地。金剛地さんはこれまでのゲストで文字どおり最高の電波キャラだったな。顔芸というか、リアクション芸大会と化した後半の展開にも相応しいゲストだったかも。ケイタもいつもの熱さとは違う方向で頑張ってくれて、最後、晶に自分はアン…

#24「網島家最大の危機」

こっちもいいね。最近、話がでかくなっていたから、物語序盤を思い出させる他愛もない家族の話に和んだ。ケイタが家庭崩壊の危機を救うのにひと役買ったのも、もしセブンと出会っていなかったらどうしたのかという面白さもあったし。たぶんケイタのことだか…

special episode「ケータイ語る」

総集編。てか、そろそろ締めるものとばかり思ってた。一年くらいやる予定なんだろか。こうして振り返るとケイタの熱さは変わらず。振り切れすぎなほどの過剰さが逆に心地良いというか、ルーキー歓迎イベント回は確かにこの物語が好きになったエピソードのひ…

#23「ケータイ死す」

泣けた。ボロ泣きしちまったじゃないか。たかがケータイにそこまで熱くなれるか、のケイタに負けた。新しいボディに記憶を移し変えれば済む話じゃないかというツッコミをしたくなるけど、桐原さんがちょっと言ってたように記憶が消されたり一定期間の記憶が…

#22「こころのひかり」

押爺のあとだともの凄く親切で分かりやすいゼロワンの変節変換点話に笑った。押爺ならこの話をどう見せたのだろうとその捻くれ具合をつい想像してしまう。今回ほとんど見せ場のなかったケイタが最後にセブンと無邪気にはしゃぐ場面が、ゼロワンが人間への絶…

#21「黒い過去」

今回は、ご隠居に台詞を多く割り当ててしまったことだけが唯一の残念。かつてのアンカーは実働部隊だけでなく、美作さんや瞳子さんらにもフォンブレイバーのバディがいて、家族的な雰囲気があったというのが良かった。ゼロワンの放ったウィルスにやられて脅…

 #20「「圏外の女」後編」

んー、こうなることはおおよそ覚悟していたけど、この2話の位置づけ、どうせいってね。同級生の子にすらたいして興味を示さなかったケイタが、今さら女の色香にあたふたするのはキャラをいじりすぎじゃないかとも思ったけど、アンカー内の美作さんや瞳子さ…

 #19「「圏外の女」前編」

いつにも増して変な導入部だなと思っていたら…押爺は相変わらず自由だねえ。蕎麦屋でのシーンとか、自由奔放すぎてもう笑うしかなかった。ぜってー前後の脈絡なんて気にしてないんだろうなと思いきや、(監督にしては)思ったより配慮が見られたりというの…

 #18「URL」

夏の定番でちょっとホラー話というか、生きて〜ることがつらい〜なら? 霊が死者の魂の叫びなら、生きることに苦しんでいる者たちの叫びもそれに同類として、その境界線で話を描いた点は単発ネタながら結構本気のホラーとして面白く見れた。ケータイならで…

 #17「遠い夏の空と」

ケイタの熱さがまた無駄に発揮される話かと思ったら、なんというオチ。いいのかあ、それで。時節柄、真面目に泣ける話なんだろなと思っていたのがバカみたいだ。ほんとに、これは悪い冗談だと思うしか。ケイタの熱意が未来を変えたにしても、前の日の出来事…

 #16「セブン対ゼロワン!」

ゼロワンて、セブン好き好きだよな。セブンとケイタの仲に嫉妬して、何かとちょっかい出しているように見えなくもない。まあ、ゼロワンがニヒルを気取っているあいだに、セブンとケイタはゼロワンには到達し得ない境地に行ってしまったからね、対決としては…

 #15「なかよくなる魔法」

「キミの心を受信した」。度々耳にしていた販促言葉、ここで使うのかあ。さらっと言っちゃって、かっこよすぎるぞ、セブン。言われたほうが恥ずかしいって感じだが、ここまでのケイタとセブンのバディとしての歩みを見ていれば、セブンはそんなこと言わない…

 #14「セブンの子守唄」

セブンの中の人、ノリノリである。はじめてのおつかいより、そっちをやりたかったんじゃねえの、脚本と思えるくらい。話が温まってくると、こういうどうでもいいような横道エピソードがえらく楽しくてしようがないってのがいいな。女の子の演技も案外上手か…

 #13「激震!グラインダー」

今回は「熱すぎるぜ」な熱意が空回りしかねないケイタだったけど、どうやらそれがセブンにはいい方向に作用しているようで。ゼロワンが人間のバディと得られなかったものをセブンとケイタは築きつつあるってことかね。ラスト、ケイタがフルネームを言って、…

 #12「地球最後の日(T_T)」

どうせ夢オチだろうと踏んでいた。アンカーの面々にしてやられたね…。遊んでいる場合かよとか、なんてアナログな仕込みだというツッコミも、ケイタがアンカーの一員として正式に認められた、少々手荒いルーキー歓迎イベントと思えば、なかなか手の込んだ祝…

 #11「サンキュー電撃作戦」

藤咲さん、こっちでもハメ外しとるねえ。ネット極道のオチはふざけすぎだろって感じだったけど、セブンがケイタのことをバディとして認めるようになったり、美作さんがお姉さん的な態度でケイタに接してきたりとケイタの周辺の関係も序盤より温まっていて楽…

 #10「カウンター・アタック!」

余所に侵入できるのに自分とこのサーバーにはアンタッチャブルってどうなんだろとか、全システムをやすやすと乗っ取られるアンカーってだいじょぶなのかとか、いろいろツッコミ満載だったけど、ケイタの新しい友達は対ゼロワンでも心強い味方になってくれる…

 #9「バディシステム」