ドラマ

#7「再会、そして…」

未来を変えられないどころか、悲しみ苦しみを二度も味わう結果になろうとは七瀬もつらいやね。せいぜい十数分程度しか過去に戻れないというのも、パラドックスを発動しまくりかねない漁先生の能力のせめてもの制約なんだな。それでも先生の能力は七瀬たちと…

#80

大詰めを迎えて何かと慌しい。ピリュの心情激白は良かったなー。かつてのプヨと似たような状況を持ち込むことでコグリョ内でもようやく血の通ったドラマを見ることができたというか、ソソノの葛藤はプヨ太后につながる部分があって、どちらかと言えば脇に追…

#29「発進!ソリッド」

新メカ、ソリッド、でかっ。シーカーやスピーカーとくっ付いての合体シーンは燃えるけど、その勇姿はどうにも不格好というか、前回のケータイに込めた思いという流れにも逆行するような…。小型化軽量化ばかりがケータイじゃないってか。その活躍ぶりやケイタ…

(再) #6「すてきな夜をあなたに」

「家族と友達は違う」。アルフの丸っこい黒い瞳が普段はいたずらっ子のように見えれば、少しうつむき加減になるとしょげているようにも見えるように、笑いがありながらもほろりとさせられてしまういい話だった。アルフはいつも陽気で、落ち込んでいる姿さえ…

#6「父への鍵」

仲間の結束を固めてぞろぞろと出かけた旅もたいした成果もなくあっさり戻ってきたけど、事態はそれなりに動いているようで。地雷撤去のNPOに能力者? 怪しい、怪しすぎるぞ、その団体。父ちゃんの元同僚というサクラという男もあからさまに怪しい。であるか…

#79

テソの憤怒を二度も見ることができて、それだけで満腹。ユリの真相を知った二度目は、一度目よりもっと顔を真っ赤にして悔しがって欲しかったところだけど。コグリョ内紛。後継ぎの問題が絡めばどこだって同じとはいえ、結局チュモンでもこのザマかというか…

#28「ケータイが生まれた日」

これもIGならではというか、IGお得意の、人間とロボット(機械)の有機的な融合といっていいか話。ケータイにつなげる部分が弱い気もしたけど、ロボットをあくまで人間のバディとしてみなすご隠居の考え方がハートウォームなところでもあり、確かに最近はセ…

(再) #5「あなたも美しくなれる」

結局、アルフの企てに乗っかってるウィリーに笑った。あの後、苦情と返品の山ってのがオチなんだろうけど、そこまでやらずとも爆笑できるのがいいな。奥様口調とか、所さんも調子を掴んだのか絶好調で楽しかった。しかし、見た目を晒せないという制約は付く…

#5「時をのぼる」

結局こっちも超ドラマか…。漁先生が危険も顧みず自らの能力を確かめようとするところは、科学者としての本能やら、先生の奮闘ぶりでまだ笑えたものの、後半は展開ありきすぎて付いていけなかった。能力を使うことに光もあるはずだということに対して、さあこ…

#78

あ、そうか、実子のユリが加わることで、ソソノはプヨ太后の心情とユファの心情、どちらも取り込むことになるわけか。ピリュやユリの関係はかつてのテソやチュモンの構図を思わせつつ、立場は逆転しているような、この辺の演出は心憎いねえ。これでチュモン…

#27「失恋のカクリツ」

今回もくだらねー。でもセブンやゼロワンとの絆の深まりは維持したまま、物語序盤のくだらなさが戻ってきたようでいい。窪っちは、ほっしゃんの勢いに負けてねえのがすげえ。お笑いの芸も磨きつつあるか。後半もいつもの過剰さで遊びつつ、それがケイタの良…

#4「対決」

殿はほんと笑いを提供してくれるよなあ。おぬしもほんにワルよのう、な悪役キャラっぷりを見せてくれたかと思えば、ヘンリーの力で飛ばされるシーンには爆笑。オイシすぎる。ヘンリーも基本いい奴そうなんだけど、ストーカー的な部分も残したりと、全体的に…

#77

ユリ、チュモンに息子だと名乗り出る。前回ラストの止め絵はユリとチュモンの背合わせの構図でなかなか粋だったのに、今回はチュモンの泣き崩れた顔で静止画には笑った。ひでー、英雄も形無しだ。まあチュモンにしてみれば、死んだと覚悟していた息子に会え…

#26「ニャンたる忍者!」

長門さん…。しばらく見ないうちに一段と老けたなあという感慨と、冗談に見えないおバカ演技には悲しくもなったけど、でもきっと言ってる本人も理解できていないであろう、難解というより荒唐無稽なセリフを呂律が回らなくなる手前でかろうじてしゃべくりたて…

(再) #4「アルフより愛をこめて」

「アルフとは何だ?」「アメリカはもっとレモンを食べよう…協会」。く、苦しい…。この辺は翻訳スタッフのセンスの限界かも知れないし、当時のNHKの限界か。これ見てると、オリジナルが何と言ってるのかやっぱ気になってしまう。英会話教材としてDVD化するっ…

#3「悪魔のまなざし」

アキラ、ませガキすぎるー。だが、そこがかわいい。あのマジックバーは、店長はほんと良すぎるくらい人のいい性格してるし、自覚なしに能力者ってありうるのか?なヘンリーも可笑しいし、まさに癒しの空間だな。マジック見たさより、癒され目的で通ってしま…

#76

ソヤの不遇っぷり、極まれり。チュモンと目が合ったときに何故逃げ出さなきゃいかんのか。いやそこは私ですとアピってもいいだろと。ユリとピリュの武術対決も楽しかった。プヨの地で、しかもテソの国王即位式での余興だもんな。プヨにとって、なんという皮…

#25「天使のふる遊園地」

天国に一番近い遊園地。金剛地さんはこれまでのゲストで文字どおり最高の電波キャラだったな。顔芸というか、リアクション芸大会と化した後半の展開にも相応しいゲストだったかも。ケイタもいつもの熱さとは違う方向で頑張ってくれて、最後、晶に自分はアン…

(再) #3「みんな猫が好き」

「キミってどうしてそういい加減なんだろうね」「オレ、いい加減じゃないよ。腹が減っただけ」。うんうん、そのとーり。アルフの屁理屈は、屁理屈に聞こえないから不思議だ。ラッキーもなかなか演技派。冒頭の催眠術をかける場面などはラッキーの寝込みを狙…

#2「危険な力」

いやこれはウツになるわー。はっきり聞こえるのではなく言葉の断片として聞こえるのが、他人の心がだだ漏れという怖さ、気持ち悪さを倍増させる。閉鎖空間でしゃべっているかのような声のこもり具合も息苦しさを感じさせていいし。難点は聞き取りにくいこと…

#75

「何故こうも何もかもうまくいかんのだ」。それはヨンポ、あなただからです。しこしこ貯めた金を前回の一件で実はほぼ使い尽くしていたってどんだけダメダメなんだ、というへたれ具合が最高。クムワがようやっと国王の座をテソに譲位。いつくたばってもおか…

#24「網島家最大の危機」

こっちもいいね。最近、話がでかくなっていたから、物語序盤を思い出させる他愛もない家族の話に和んだ。ケイタが家庭崩壊の危機を救うのにひと役買ったのも、もしセブンと出会っていなかったらどうしたのかという面白さもあったし。たぶんケイタのことだか…

(再) #2「留守番はまかせて」

やっぱ最高。「アルフだってきっといい子にしててくれるよ」「希望的観測ね」。「一日じゅう何か食べてて、夜はテレビのスリラー劇場しか頭にないエイリアンに世話を任せられると思う?」。「アルフ、何したの?」「たぶん風俗を乱した」。セリフのいちいち…

#74

いきなし15年後ー。チュモンが青年から壮年に到る、活劇的には肝心の見どころ期間をすっ飛ばして何をおっ始める気だと冷や冷やしたけど、要はチュモンの子どもたち(ピリュやオンジョは実子ではないが)の対峙を描きたかったと。ソヤ的には苦悩と苦労の15年…

#1「そして扉がひらく」

なにこの、超能力ものはこうやって作るんだとお手本を示すかのような、同じ放送局の某テレパシーアニメに対する当てつけのような作りは。突然顕現した能力や、他人の脳内セリフが流れ込んでくることに戸惑いを見せたり、本人もまだ慣れなくてうっかり会話し…

(再) #1「エイリアンがやって来た」

ある意味今期一番の愉快な奴が帰って来た。DVD化も難しいという話だったから諦めていたのに、再びアルフを見ることができるとはまさにNHKマジック。感謝してもしきれない、もうNHKに足を向けて寝れないよ。これを機にDVDもNHKから出しちゃうなんてことはでき…

#73

あなたの心の中に今も私はいますか。チュモン、ソソノ、イェソヤ、三人それぞれの心模様。うわー、なんたる悲恋の連環。かつて相思相愛の仲までいったチュモンとソソノがこうして再びくっつくのはこちらとしても胸のつかえが取れるような気持ちで嬉しいけど…

special episode「ケータイ語る」

総集編。てか、そろそろ締めるものとばかり思ってた。一年くらいやる予定なんだろか。こうして振り返るとケイタの熱さは変わらず。振り切れすぎなほどの過剰さが逆に心地良いというか、ルーキー歓迎イベント回は確かにこの物語が好きになったエピソードのひ…

#72

だから神器探しはいらないっての。つか、探してねえし。向こうから勝手にやって来てるし。相変わらずプヨ王宮内のドラマのほうが熱い。クムワとテソの決して交わらない親子関係は悲しいけど見応えあるし、テサジャも一度はテソに付いたと思ったのに、結局最…

#23「ケータイ死す」

泣けた。ボロ泣きしちまったじゃないか。たかがケータイにそこまで熱くなれるか、のケイタに負けた。新しいボディに記憶を移し変えれば済む話じゃないかというツッコミをしたくなるけど、桐原さんがちょっと言ってたように記憶が消されたり一定期間の記憶が…